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SOLILOQUY

ひとりごと

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November 24, 2009 20:20:14

謙遜

カテゴリー: 日記
先日、人に私のあることを褒められ「それを褒められたの初めてや。たいしたことないよ!」と即座に答えた。これを謙遜というのだろうか・・・「謙遜」を辞書で引くと〔へりくだること。控え目な態度をとること。〕とあるが、褒められた対象が私にとってはプロフェッショナルとの比較だったので、控えめな気持ちはではなく心からまだダメと言いたかっただけなのだ。私を褒めたその人にはへりくだっているように思えたのだろう。その人は「褒められた時は、素直に有難うって言ったほうがいいよ!」とささやいた。「謙遜」の意味は、まだよく理解仕切れていないが、これからは先ず有難うと言ってから後を続けようと思う。
私を褒めたその人は、21才の女性だった。おっさんも若い人から教えられることもあると、数分後にため息をついた。
November 22, 2009 17:10:03

痛み

カテゴリー: 日記
“身もだえする痛み”という意味を辞書で調べてみると、それなりの説明があるのだろうが、実際にそのような痛みを経験したことが無ければ、文字を読んだだけでその痛みを想像することは難しい。ただ何かの拍子にそれに近い感覚を味わったなら、その痛みは頭のなかでイメージ化される。
“身もだえする痛み”のなかには、死にそうなくらいの痛みもあるし、それほどでもない痛みもあるし、本当に死んでしまう痛みもある。ほとんどの人は経験したことのない傷を負ったとき、その痛みがこの世の中で最もつらい痛みのように思うが、死んでしまう痛みに比べればたいしたことはない。
“身もだえする痛み”を今、感じた時、それまで思っていた“痛み”がそれほどの痛みでなかったと思えるものだ。だから自分にとってそのときに最高につらい痛みはあっても、世の中で最もつらい痛みというものはない。
まだ自分の知らない大きな痛みがあることを知り、今その痛みを感じている人がどこかにいることを客観的に理解することが、謙虚に自分が世界の中心に在ると思うために不可欠な要素に違いない。
あなたにとっても、私にとっても、今知る“心の痛み”は、自分に厳しく、人に優しく在るための小さな糧なのだろう。
November 19, 2009 20:48:01

個性

カテゴリー: 日記
個性と言うものは、その人が他より優れたものをどれだけ身に付けているか・・・ではなく、何が欠如しているか・何が足らないか・何を無くしたかによって育まれると考えたほうが理解しやすい。普通の人が当然持っているものを持たずに生まれてくる人もいるし、一生続くだろうと思っていた幸せが突然反転する事もある。その場になって大切なのは、どれだけ短時間でその足らない状況を咀嚼し、それまで自分が気付かなかった自分の内にある隠された能力を働かせて補っていくか・・・そこのところに時間をかけ過ぎるとその人らしさが育たない。
美しい顔・完璧なプロポーション・爽やかな話声・ショパンなみの音楽センス・ピカソばりの絵心・アインシュタインに匹敵する頭脳・ビルゲイツのようなお金持ち・人に優しく・自分に厳しくおまけにストレスもないなんて人・・・先ずいない。なにかかが欠けているから、その人らしさが生まれてくる。
足らないということは、自分が悲しむべきことでも周りの人がとやかく言うことでもない。その人がその人らしくあるために大切なことだと思う。
如何せん自分が自覚してないと、周りに突っ込まれたり哀れみを受けることもあるかもな・・・どんな時でも自分は被害者ではなく、誰とも違う個性ある主人公であるべきなんだと思う。
November 18, 2009 20:01:15

紅葉?

カテゴリー: 日記
私は、車で山を越え職場と家を行き来する。その途中20分間ほど全く信号も交差点もない山道を抜ける。昨年の今頃、落葉の季節・・・ある空気の澄んだ朝、その山道の路面一面はすっかり紅葉した落ち葉で敷き詰められ、その上に、今・・枝から離れたての木の葉達が木漏れ日にキラキラと輝きながら落ちていく一瞬に出会った。この世の景色ではないような美しさ。数年間この山道を通っているが、この感激はその一日だけ。紅葉のスピードを左右する気温を含むあらゆる環境がそろった、まれにしか存在しないひと時だと思う。今年もその時間に遭遇することが出来るだろうか・・・もう一度同じ感激を味わいたい。
November 17, 2009 00:00:24

イメージ (上級 編)

カテゴリー: 日記
あなたは、いくつ聞いたことがある・・・・・・・・・・・・・・・


 猫が獲物を狙っているときの息遣い・・・・・・・・・・・・・・・

 カールしたまつ毛に積もる雪の音・・・・・・・・・・・・・・・

 好きな人に花束もらったときの心臓の鼓動・・・・・・・・・・・・・・・

 目の前の人の一言で心がくじける音・・・・・・・・・・・・・・・

 赤い夕陽が沸騰する水平線に沈むときの音・・・・・・・・・・・・・・・

 流れ星の尻尾の氷と氷がぶつかる音・・・・・・・・・・・・・・・

 人のポケットに手を入れた時の血流の音・・・・・・・・・・・・・・・

 同い年の天使どうしの陰口のたたきあい・・・・・・・・・・・・・・・

 腕組みした神様の深いため息・・・・・・・・・・・・・・

 体重6kgの赤ちゃんのため口・・・・・・・・・・・・・・・

 階段を踏み外して落ちるカタツムリの叫び・・・・・・・・・・・・・・・

 海のなかで泣く人魚姫の涙が流れる音・・・・・・・・・・・・・・・
November 16, 2009 07:05:35

イメージ (初級・中級 編)

カテゴリー: 日記
 乾いた落ち葉を踏みしめる音・・・・・・・・・・・・・・・

 耳の後ろに風が当たる音 ・・・・・・・・・・・・・・・

 風が枝をすり抜ける音・・・・・・・・・・・・・・・

 鯉が虫を捕る時の水の音・・・・・・・・・・・・・・・

 新しいクレヨンが折れる音・・・・・・・・・・・・・・・

 信号機の色が変わる時の音・・・・・・・・・・・・・・・

 ハエがガラスにぶつかる音・・・・・・・・・・・・・・・

 冷たい雨が髪に当たる音・・・・・・・・・・・・・・・

 カラスの羽が風を切る音・・・・・・・・・・・・・・・

 大切な手紙の封を切る音・・・・・・・・・・・・・・・

 滝つぼに落ちる雨粒の音・・・・・・・・・・・・・・・

 子供の寝息(イビキじゃないよ)・・・・・・・・・・・・・・・


あなたは、どれだけイメージできた・・・・・・・・・・・・・・・               
November 15, 2009 21:51:21

私の好きな言葉 part1

カテゴリー: 日記
‘静座観雲起’
私の好きなこの五字熟語?をネットで検索しても、うまく意味が見当たらない。私が理解しているのは‘静かに座して雲の起こりを観る’・・・‘一人丘の上に座り無心に宙を見据え雲の変化を観るように眼下の人々の営みの大局を把握しようとする境地’この理解が正しいかどうか分らない。私はこの意味を・・・政治家や経営者の格言だと理解している。物の小さな動きではなく大きな動きを捉える感性が人の上に立つ人、組織を動かす立場の人には大切だと言うことなのだろう。
目の良い人は、細かい部分を見過ぎてしまう事が多々ある。デッサンする時、明暗を確かめるために目を細めて見ることがある。敢えて自分の普段の能力の一部を低下させることでどこが一番明るく、どこが一番暗い部分か知るためだ。いっぱい、いっぱいの生活ではなく時にはオゾンのなかでボーッとした時間をとって、目には見えない枝の擦れ合う音や鳥の声に耳を傾けることに心を開くことが・・・あなたの未来を築くうえで必要な時間となるだろう。
そもそも、こんな熟語が存在するのだろうか・・・
November 13, 2009 20:41:38

Bill Evans

カテゴリー: 日記
私の好きなピアニストで、ビル・エヴァンスという1980年に亡くなったジャズピアニストがいるんだけど、高校生の時に初めて彼の演奏を知った。‘アローン’というソロピアノのレコードに出会い、その時までの私の人生で最高の演奏だと感じた思いが今でも同じように続いている。今もその演奏を聞きながら書いているんだけど、ピアノがうまい・・・と言う表現ははまらず、しかし私の心に響く音なのだ。10代で‘ALONE’に出会えた事を幸せに思う。技術的・記録的に100点をとるパフォーマンスは、得点化(タイム評価)されるスポーツや数学の世界では大切かもしれないが、感性という視点から見れば20点や30点でも人の心を動かすパフォーマンスがあると思う。ただ、そこに評価を見出すには、与えられたスケールに沿わない、自分自身の内から滲み出る‘幸せを感じる心’が必要だと思う。
そんな感性を大切にしたい。
この話をするには、ビル・エヴァンスはあまりにメジャー過ぎるんだろうか・・・
November 11, 2009 00:21:33

面白くない映画

カテゴリー: 日記
不思議な映画を観た!
‘ノースフォーク天使がくれた奇跡’という映画。ジャンルはファンタジーであるがCGが使われているわけでなく、宙を舞うわけでなく、特殊メイクがすごいわけでなく、それでも間違いなくファンタジー・・・製作者の頭脳と感性の高さが感じられる作品だった。全編一貫して刹那さがあるが中途半端ではない微妙な一線を保ち暗くはない。軽い気持ちで観たが、観終わって得したと思える作品であった。ただし一般受けはしないだろう。これは確かだ。

私はある理由から、面白くないと思う映画も観ることがある。何故面白くないのか考えるとそれはそれで面白い。私のお薦めする映画はひょっとするとあなたには面白くないかもしれない。だって評判の悪い松本人志の‘しんぼる’も私を充分楽しませてくれた。

面白くない映画も、たまにご覧になってはいかがだろう。
November 09, 2009 19:56:35

近未来

カテゴリー: 日記
昨日、よく週末にだけ京都から我が町(一人ランチに・・・)にやって来る男の人(変わっているが天才タイプ いや天才だろう)と話をしていて、彼の所持品の一つが話題になったのだけれど、ちょうど電子辞書を少し大きくしたようなA6サイズの薄いモニターのついたもので、なんと今のところそれ1台で1500冊?分の英語の本をダウンロードできるものだそうで、私にはよく分らない世界だけれど、パソコンで本をダウンロードするのと同じようなものらしいが、彼の持っているその端末はまだ日本ではあまり流通していないとのこと。日本語変換されたこのソフトは来年か再来年の販売予定らしい。本棚を背にパイプをくゆらせている読書家のイメージを大転換しなければならないカルチャーショックを受けた。世の中ついていけんなぁー・・・・と思い始めると‘おっさん’なんやろな! 本屋や印刷出版業のあり方が様変わりする時期がすぐそこまで来ていると近未来を予想する私である。
今日は、絵本を探しに本屋に行ったけど、その本屋には在庫がなかった。ネットで注文しようかな?と思う程度のことが私には精一杯なのだ。
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