この度のサッカーワールドカップで感じることの一つに世代交代がある。 過去の実績に甘んじて、自らの改革を怠ったものは次々と姿を消している。 他のスポーツもそうだが、新陳代謝がうまくいって始めて良くなり、魅力的なものとなる。 広辞苑で「新陳代謝」は、「古いものが次第に去って、新しいものがこれに代わること」とある。この「次第に去って」が大事なところで、この点が、なかなか上手くいかないのが世の中である。 過去のいいところを峻別して、時代に沿ったものに変化させることができるか熟慮しどころである。 といいながら、身の回りの生活をなかなか変えられないのも、また、悲しい現実である。 |