連日高速バス激突事故について報道されている。 亡くなられた方及び家族の方には、納まりのつかない不幸な出来事だ。 しかしふと考えなくてはいけない事がある。 値段の安さの裏には代償とするリスクがある。 ある報道でバス運転手が自分の家族には長距離バスに乗せないという人がいた。 当然・・・であるとか、・・・は大丈夫、といったこととは別に、危機管理に対する意識をもたなくてはならない。 一時話題になった中国製食品の異物混入の問題、安物買いの銭失い的な(若い頃、安くて珍しい時計を集めていたがすぐ故障していた)ことなど、品物が安いから買うという意識だけではなくなってきた。 また、話題となったAIJ投資の事件を考えると、未だにこの手の話に騙される人も多く自己防衛をしっかりしなくてはならない。(この世にうまい話などないと考えた方がいいし、そもそも、いい話など人に教えることなどない。) 一ついえるのは安全、安心も対価として考えなくてはならないということだ。 このご時世、とにかく安いものだけに目を向けるのも仕方ないが、安さの裏に何か理由があると考えた上で選択する必要があると思う。 海外で国内線には乗りたくない。色々理由はあるが、一つに中古の払下げ機を利用しているところ。時間を費やしても陸路で移動していた。 また、価格競争の激しいファミリーレストランなどの残り物流用の問題など関係者しか分からないことなども多々ある。 あまり過敏になると選択が減る事となるが、リスクと価格の天秤は意識した方がいい。 自分の身を守るには危険・リスクを避けたり、遠ざかる選択をすることがなにより回避手段と感じる。 |