今日は、自分が好きな詩を載せます(●^o^●)(笑)作者は『前田鉄之助』題名は『海辺の家』って言う詩です☆多分、探しても絶版で、もぅ無いと思いますm(__)m …………………………… それは 老いた漁師の終(つい)の栖(すみか) 魚付保安林の断崖の真下 磯岸の小さな苫屋で むかしなままの あばら屋だった 漁師はもう漁にも出ず 釣船も砂の上に引き揚げられたまま 年老いた妻女と ひっそりと暮らしていた… 雨 風の烈しい日には海も荒れ 照る日 曇る日 昔の仲間が 一日 屯(たむろ)し 渋茶をすすり乍(なが)ら 時を忘れていた…… 鶏は勝手に 磯で餌を漁り 老女は卵を 日課のように集めていた ふたりの人生は 終わったようでまだ終らない 深い絆の影が 私を和ませた ……………………………どうでしたでしょうか?ここには『生きることに理由のない』『死ぬことに理由のない』世界観がぁりますが、逆に『生きることを強く思わせる何か』がぁります。たったこれだけの詩の中に、人生・生涯・生と死・弱さと強さなど様々な事が含まれています。自分は作詞も好きですし色々な詩集も読みますが、これ以上の詩がぁれば是非教えて下さい(o^-^o) |