・『叔母の調子が悪いらしい』 不幸というものは重なるものだ。 泣きっ面に蜂、なんていうけど、 不幸面してると次々に不幸が折り重なって襲ってくる。 叔父は脳溢血で入院中、叔母はもう生き絶え絶えなんだそうな。 その上色んな問題が今俺の上にはのしかかっている。 万年厄年、永劫大殺界とはよく言ったものだ。 歩く災厄とも言われるな、行く先々で不幸に首を突っ込んでいる。 誰がこんな生き方したいかよ。 無責任に何もかも放り出してのほほんと暮らした方が楽に決まってるだろ、 どこぞのアホのように。 なんで何一つ良い方に転がってくれないんだ? 世の中のせいなのか? 単なる俺の実力不足か? 管理能力が足りんのか? そんなもんでこの状況を好転させることができるのか? だるい。 だるすぎる。 もうすぐ左目も見えなくなるというのに。 左網膜中心静脈閉塞症も進行してるしな。 幸運の女神には完全に見捨てられてるよな。 ・『今日はザラス』 4時間だけの出勤。 キツイ、体力的に。 |