『たった一つの命を捨てて、生まれ変わった不死身の身体。
鉄の悪魔を叩いて砕く、キャシャーンがやらねば誰がやる。』
ああ、名台詞。
ええ、今日も深夜アニメの話題なんですがね、
先週から始まりました『キャシャーンSins』。
数年前実写リメイク版が(当時)ウタダの旦那監督で映画化されましたが、あんまりウケなかったですな。
キャストミス?
いや、全てが『ちょっと違うだろ?』って感じでしたか。
一応ツボ的なものは押さえてたんですがねぇ。
で、
今回の『キャシャーンSins』なんですけど・・・・
良い。
え?ナニが?って?
いや、別に。全部それなりに。
いや、ナニをさておいても声が。
あとストーリー運びも作画や動きの具合も。
1話でルナを抹殺して、2話でフレンダーをどつき倒すキャシャーンなんて、スゲェじゃないのさ。
しかも声が往年の古谷徹さんですよ。
古谷ボイスが叫びまくる、さながら『聖闘士 聖矢』のごとくっ!!
ガンダムのモノマネ芸人クソくらえっ!!ですよ。
やっぱ本物は良いわ。
そして暗い作画に暗いストーリー、鋭い動き。
ブライキングボスの謎の行動。
次の回が見たくなるじゃねぇかよ、オイっ!!
思い起こせば昭和のキャシャーンはOP映像からしてクネクネとした無駄な動きが多くて、それほど好きにはなれなかった。
ツメロボ、火炎放射ロボなどの量産型ロボなんかも、映像が使い回しっぽくて、『毎回同じでつまらない』と子供心に思ったものだった。
そんな中でも『カッコ良い』と思われたキャシャーン自体のシチュエーシャンが今回の作品には盛り込まれているような気がして、
次回には『ペガサス流星拳』がもう飛び出すんじゃないか!?ってなぐらいの勢い。
深夜1時55分からの放送とは言えど、ともかく一度御覧アレ。
単なるリメイクではなく、新しいキャシャーンが見れますよ。 |