占いなぞ信じたくはないのだが、 昨日のは一日の生活に対する警鐘として受け止めておいた方が良かったのだろう。 午後、一通りの部品発注などを済まし、ディスクパッドが足りないコトに気付いて整備商工組合に電話した。 『在庫あります、今日来られますか?明日でも良いですよ。』 『あ、ハイハイ行きます。』 ・・・コレがまさに安請け合いだった・・・。 姫路商工組合までの通常所要時間約45分、 用事の時間を入れても往復2時間もあれば十分のはず。 現在3時を回ったところ、 5時過ぎには帰ってこれるであろう。 その頃には日も暮れているだろうから多少の書類を済ませて・・・。 などと考えながら車に乗り込む。 そして車を走らせて10分としないうちに1発目、 岡の交差点で20分近い工事渋滞。 何とか抜けて、高速道路に乗り、閉店ギリギリの商工組合へ。 『対向車線、変に混んでたよな・・・。』 そう、すでにこの時気付いていたのだ、 しかし、人というのは忘れる動物である、 用事を済ませて再び高速道路に乗って帰り路につくや、 『・・・そう言えば・・・渋滞!?』 ときすでに遅し、 別所パーキングエリアの降り口を越えたあたりからびっしりと数珠つなぎの渋滞である。 とりあえずラジオをつけてみる 『加古川東から登り車線15キロの渋滞です。』 FMラジオの巻き舌の鬱陶しいDJの番組の間に無情の道路情報が流れた。 ”この先のいくつかの降り口はある。” しかしながら、考える事はみな同じ、 降り口もあふれんばかりの車でいっぱいだ。 『渋滞の原因の故障車はすでにレッカー移動が始まったとの情報が入っています。』 ラジオは言うけど、渋滞は延々続く。 その間にわき見運転の事故が何軒かあったらしく、 けたたましくサイレンを鳴らしたパトカーに何度か追い抜かれた。 多分ソレも渋滞が延びる原因になったんだろう。 事故現場を通り過ぎ、故障現場を通り過ぎ、ようやく通常運転に戻って、 日もとっぷりと暮れてしまった事務所に帰り着いたのが午後8時。 『・・・今日はもう仕事は無理だな、晩飯食って寝よう・・・。』 なんかすべてにやる気をなくした。 『安請け合いをすると運気が下がります。』 昨日の占い、ちっとは当たってたのかもな・・・。 今日は昨日買って来た部品の交換からはじめます。 |