少々時間に余裕があったので、 ミニクーパーのダイナモを分解してみた。 フロントのベアリングが死んでることは大方わかっていたので、 ボルトをほどいてパックリ二つに割った。 ・・・ブラシが折れた。 無視する事にした。 プレスが壊れたままほったらかしになってるので、 プーラーを使って苦心惨憺しながらフロントベアリングを抜いた。 英国産、番号の刻印すらないベアリングが砕けていた。 さてどーしたものか・・・? とりあえず最も近いと思われる機械屋さんにベアリングを持って駆け込んでみた。 『けったいなサイズである事は百も承知ですが、ありますか?』 『ん・・・!?商品としてはおいてないけど・・・。』 ガックリ(T-T)。 『オレが趣味でバイクのハブに使うのに取り寄せたヤツがあるからわけてあげるよ。』 え!?あるの!?そんなんあるの?しかもわけてくれんの!?? 『コレコレ、ノギス当ててみてよ。』 ・・・バッチリ、完璧ッ!! 『・・スゲェ・・・。』 偶然も偶然に感嘆の声しか出なかった。 代金払ってさっそく持って帰って組み付けた。 しかし、ブラシを復活させるのに5.5ミリ(7/32インチ)のソケットがいる。 スパナしか持ってなかったので、やむを得ずオヤジに借りた。 完成、取り付け。 完全に音が消えてスムーズに回転している。 多分、おそらくは成功だ。 自分が『天才かも知れん』っと思わず勘違いをしてしまいそうになる一瞬だった。 リンク品や新品を買うよりもかなり安くいけたはず。 ただし、これがちゃんともってくれれば、の話だが。 とりあえずはしばらく様子を見ねば仕方あるまい・・・。 |