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仮名ライター彷徨記。

だからオマエはダメ人間なんだよっ!!(笑)

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2007年10月10日(水) 09時29分58秒

カラスの化け化粧

カテゴリー: たまにはええ話



「トラの威を借る狐」とは違って、こんな話がありましたよね。

昔、神様が
「鳥は美しい、でもどの鳥が最も美しいか決めようではないか?」
っとのおふれを出し、
全ての鳥が「自分こそは最も美しい鳥!!」っと名乗り
神様にアピールするための準備を始めた。

が、
その中でカラスだけは真っ黒で醜い自分を悩み、
あることを思いついた。

カラスは他の美しい鳥の羽をかき集め
自分の身にまとった。

そして、お披露目の日、
カラスは美しい姿で他の鳥たちの前に躍り出た。
誰もがその美しい姿に目を奪われた、
が、
そのうち誰かが気づく。
「アレは私の羽よ」「その羽は僕のだ」
鳥たちは次々にカラスから自分の羽を引っぺがして行く。

結局、借り物で美しく着飾ったカラスは、、
元の真っ黒なカラスに戻ってしまいましたとさ。


・・・こんな感じだったっけな?

でもね、
この話「借り物は所詮借り物」とか、
「カラスはずる賢くて真っ黒な不吉な鳥」っていう前に気になることがあんのよ。

一つはね、
他の鳥たちが「われこそは1番」っとしか考えてない時に、
「カラスは自分の醜さを知っていた。」っと言うこと。

もうひとつは
「この話、結局どの鳥が一番だったのか結論が出ていない。」っと言うこと。


「自分の醜さおろかさをを知り、そこから這い上がろうとするものを人間と言う。」

カラスは何が悪かったのか?

借り物を身にまとったこと?

・・・漆黒の羽を持つ、本当の自分の美しさに気付かなかった事ではないだろうか?

黒い羽が本当に地味で不吉なだけのものなのだろうか?

他のものが上だけを見ているときに、自分を振り返ることのできる
その感性は間違ったものなのだろうか?


っと、
今日も朝からガキじみたことを考えてみた。

もう昼だ。

2007年06月08日(金) 11時55分04秒

泣いた赤鬼

カテゴリー: たまにはええ話
アレって実話だよな。

昔々ある所に心の優しい赤鬼が住んでいました・・・


鬼の目は青くて金髪で、
体躯は大きく胸毛が生えている。

そりゃあ、
ただの外人さんでしょう。

日本古来からの鬼の伝承と、
その恐怖心から来る外人に対する
畏怖の念を掛け合わせて作られた、
また別の「鬼」と言う存在。


何かの都合で日本という国に漂流し、
人目を避け、
山中や野やで過ごさねばならなかった異国人。


そんな人々がヒト恋しくなり、
故郷を思い、ちょっとしたホームパーティーなんかを
開こうと思ったら・・・


この話を思い出すたびに、
なぜか泣けてくるワタシです。

2007年05月11日(金) 09時25分36秒

スパイダーマン3に関する楽しい親子の話

カテゴリー: たまにはええ話
スパイダーマン3劇場公開記念!!


に、わざわざ某玩具量販店ことトイザ○スに
スパイディ・グッズを買いにこられた母子が先日いらっしゃいました。




で、
腐るほどある関連グッズを尻目に
母子がガラスショーケースの中から選んだのがコレ。




・・・

「この商品のチケットがないんですけど、売ってないんですか?」
「え!?コレ8000円もするんですか?」


接客した若い店員
「この商品はこの超合金ロボットの付属品なんです、別売りはアリマセン・・・。」

で、ロボット




その数分前、玩具量販店倉庫内
「仮名さん、アレ一体なんなんですか?」
状況が飲み込めない若い店員。
「チケットもないし、どう売ればいいんですか?」

ワタシ
「番号のところに超合金魂レオパルドンと言うのがあるだろう、後ろで突っ立てるロボットだよ。ソレの付属品がアレなんだわ。ばら売りはないよ。」



数分後、
ピックアップの指示が入り、
お渡しカウンターにてレジで清算を済まされたその母子に
「超合金レオパルドン」を引き渡すワタシ

「商品コチラでお間違いないですか?」

母「・・・あの、このロボットまで買うハメになっちゃったんですけど、スパイダーマンにこんなの出てきました?」

ワタシ「あ~~、スパイダーマンに出てきたのは出てきたんですけど、20数年前の日本版スパイダーマンですね。今回の劇場公開のスパイダーマンとは全く関係ないです。」

さらにワタシ「顔を御覧下さい、目つきが悪いのが特徴です。」


母「・・・・・・」
さらに母「○○○ちゃ~~んっ!!これちょっとぉ!!」

やってきた7歳児「?」

慌てる母「○○○ちゃん、コレ全然顔違うよ、良いの!?」
アタマの悪そうな7歳児「うん、ボクこれがええ。」


なんだか納得行かず不安げな母「そうなの・・・?」

ワタシ「ヨロシイデショウカ?返品とかもお受けできますよ?」

すでに商品持って走り出しているお子様。
目で追う母はひとこと「アレで良いそうです。」


・・・後にマネージャーと相談
「あれ、スパーダーマン3とは関係アリマセンって張り紙しとくべきでしょうか?」
「それとももうこの流れで関連グッズとして在庫サバいちまいましょうか?」

MGR「もう少し様子を見ることにしましょう。」



そんなレオパルドンに関する問い合わせがココ数日続いてます(^^;。
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