・『自家用車の車検』 やることが思いつかないので自分の家の車の車検に行ってきます。 ・『だがしかし失敗する』 行く道中に気が付いたのだが、シートベルトの警告ランプが点灯していない。 「この年式はついてなかったのかな?」っと思ったが、 やっぱりそんなはずはなかった。 テスター屋さんでライトの調整ついでに聞いてみたところによると、 シートベルトの巻き上げ装置にセンサーがついているらしく、そいつがよく壊れるそうな。 うん、もちろんインジゲータの電球が切れてることもあるけど。 インジゲータの電球は分解して切れてないことがすぐわかった。 やっぱり巻き上げのセンサーとやらがイカレてるらしい。 すぐに分解して接触を調べてみたけど、全然復活する気配がない。 「飾磨までわざわざ来てこれかよ!?」 レーンを通さず泣き泣き渋滞の高速道路をクーラーもかけずにイライラしながら走って帰った。 帰ってもう一度分解して、やっぱり導通がないことを確認したので、車検のキャンセルの電話を入れた。 あまりにアタマに来ていたので、メシ食ってふて寝した。 1時間ほどの昼寝から目が覚めて、ちょっとだけ頭がスッキリしたので、 もう一度考え直してみることにした。 「これって左右入れ替えることはできないのか?」 普通シートベルトの運転席側と助手席側のセンサーは別の回路や、構造になっている。 コンソールのインジゲータランプに直結されてるのは運転席側だけで充分なのだから。 しかし、物は試しで左側を分解してみた。 ・・・右側と同じものがひっくり返してつけてある。 信じられん、ナニこの無駄なシステム? センサー全然役に立ってないじゃん? つーかつけてあるだけ無駄じゃん? ここ、コストダウンするのにセンサー抜きのベルトだけのものをつけるとこでしょ? いや、まて、こいつのセンサーが形だけのダミーと言うこともある。 はずして運転席側につけてみた。 ・・・インジゲータランプがちゃんと点滅を始めた・・・。 ナニ、この無駄な時間? ナニ、この無駄な苛立ち? ナニ、この無駄に消費したガソリン? 向こうで気が付きゃ車検通して今頃帰ってこれてたじゃん? お盆で部品も取り寄せられない、中古を探すこともできないで八方塞でキーキー言ってた俺は・・・、誰!? ああ、物事は常に冷静な判断で持って対処しなければならない。 判断ミスなど、ほんのわずかな冷静なひらめきにでもってしか物事においては解決に導かれることはないのだ。 そしてサルはヒトへと進化する。 明日もう一度、車検リトライしてきます。 ・『とりあえず』 今日は泳ぎに行ってくるわ。 |