さて、しばらくざらすは休みだし、 本業はいくら待てども全然入庫しないので、 書類が済んだら久しぶりにプラモデルでも組もう。 戦艦『鳥海』を組んでくれと依頼されてからもう3年経つんじゃないか? 放ぽったままだよ。 戦艦は難しいからなぁ。 組むのに台座から作らなきゃちゃんとまっすぐ出来ないし。 いやさ、ガンプラとかでもシッカリ台座組んで組み立てれば良いもの出来るんよね。 いつも手ぇ抜いてキットの箱とかで済ませちゃうけどさ。 そー言えば先日、お客さんがめずらしく小さい男の子を二人連れてきて、 事務所のガンプラを羨ましそうに眺めてたから、 組んだはいいけど邪魔になってたSDを1個ずつあげたんよね。 あーゆーガキは良いよな、素直に喜んでくれて(^^;。 喜びのあまり手足むしりながら帰って行ったそうな。 帰りついた頃には完全にジャンクだな。 まぁ、 ガンプラなんてのは箱開けて組んじゃった時点ですべてゴミなんだけどさ。 『俺の作品ならオークションに出せば5000円の価値はある。』 ・・・ゴミじゃん。 自分じゃいくら手間かけて綺麗に作ったつもりでも、 相手にそれが伝わるかは別問題。 本人が5000円の価値をつけるなら世間の評価はその10分の1くらいだよ、 500円つきゃいいところ。 子供にとっちゃ駄菓子の『うまい棒』よりも価値は下になる。 組んでなんらか手を加えて塗装して売るより『中古キット』として譲り渡すほうがまだ価値が上なんだよ。 ホビージャパンで作例作ってるもデラーさんでも、 明らかに『コイツのはツマラネ。』とか、『イラネ』ってのがいるやね。 毎号載ってるのに読み飛ばしちゃって気にもかけねぇヤツ。 だって面白くないんだモノ。 わざわざ読んだところで得るものが何もない。 余程知り合いとかならまだしも、 『綺麗に出来たでしょ。エラいだろう。』だけのものなら、正直本に載る価値なんてない。 本人は一生気付かんだろうな、自分がモデラーである以前に『つまらない人間』であることに。 7月に明石の大会で山田卓司氏の写真をとらせていただいた際に、ほんの少しだけお話できて、 『あ、この人中身は普通の人だ。』っと思ったよ。 なんか安心できた。 何も天才的なキチガイだけが素晴らしい芸術的な作品を作るんじゃない、 普通の人が色んな情報や努力を経て初めて作品というものは出来上がっていくんだな。 ただ、勘違いして思い上がってるだけの人間の作品は『つまらない』。 文章にも同じことが言える。 『つまらない人間』が書いてるものはやっぱり『つまらない』。 『面白い』のレベルが低すぎて『つまらない』。 それを自分で気付く日が来るのだろうか? いや、来ないだろう。 それゆえに『バカ』なのだから。 ちなみにワタシはバカ以前に『大マヌケ』なのだが。 さて、その大マヌケは書類整理して、 請求書作りに入りましょうか。 |