パリの桜の木がたくさん植わっているある公園では この季節、大勢の人が花見をしに集まるそうです それらのほとんどは日本人で、日本人以外の人は 日本人に連れられて来た人、日本に関係のある人だそうです 一年に一度、集結するらしいです 「武士道」新渡戸稲造によると 日本人は桜を好み、欧米人はバラを好むそうです 一つ一つの大きさは小さくそれらがまとまり ほのかな色で咲き、 時期が来ると桜吹雪として散っていくのが桜 一方、植物全体からすると花は大きく 色ははっきりとしていて濃く、下に棘をたくわえ 時期が来るとぽたっとくずれるように落ちるのがバラ これが日本人の人間性をも現しているらしいです 欧米人から見て、日本人は良く分からない 意思がはっきりしない など言われてきていますが グローバルスタンダードを欧米に置いているからで 欧米人にならえと言う日本人の先輩たちは そうすればどれだけの日本の文化を失うことになるかを 天秤にかけているのだろうか なんと言われようと 私は桜が好きだそして日本の美学が好きだ |