健さんの足跡を追って 今度は、博多ポートタワーを訪ねてみた。 観光客向けのお店や、免税品店が出来ていて 昔とは、だいぶ違う光景である。 観光客とは、韓国人のことだ。 無料のためか、展望台には、次々と 登ってくる。 港といえば、港湾荷役労働者の 街であったのに 光景は、様変わりである。 展望台の、無料の双眼鏡は 有料のテレビ望遠鏡になっていたし エレベーターは、外が見えない構造になっているし 昔のほうが良かった。 どこまで登っているかわからない密室は怖い。 気圧の関係か、耳が、詰まった感じになる。 観光客が、お金を落としてくれるように 仕向けている様がよく見える。 風紀改善というのか 図書館は、廃止し 遊園地で失敗をし ようやく、観光客で 潤ってきたかという感じだ。 高倉健の映画に出てきた光景は 変わってはいない。 突端に、突き出た健さんが 無法者を海に落とした波は 変わらない。 流れ者の街である。 |