昔はいろいろ経済的にも家庭的にも恵まれなくて困った人も、 結婚で救済されたり、養子に入って家業で仕事を得たり、家族も得たりしたものだけど。 今は、結婚したとしてもなんとなく別々に分ける人もいたりで、 そういう恩恵にめぐまれなくなってきている。 不満分子も救われなくなってきている。 結婚とは、それぞれの家庭的にめぐまれなかった人には暖かい家庭を、仕事に恵まれなかった人は縁故を、与えるものではなかったかしら。 純粋な愛だけはあげるけど、他のものはやらんという人は、自分は純愛だと言っているだけのケチだ。 また、相手がほしいのは自分ではなくて、親が好きなんじゃないか、とか、いろいろ思うのも・・・。と、やっとわかった。 自分のもっている自分自身だけでないものを相手に分けて、 相手からも分けてもらうことが結婚なのかもしれない。 そういうものも出していかないとな、と、思う。 よく、女性は、なべかまだけ持って嫁ぐ、とか言うけど。 体力や、家事能力のある女性は、それでもいいみたいだし。 それだけでも十分相手や相手の家族を支えられる。充分だ。 それから、悪いところも分かち合うことにはなるのだろうけど。 悪いところもそれでずいぶん和らぐのだろうけど。 結婚している女性は、だいたいの人が、そういう、夫というか、男性がもっている、割りとワルっぽいところを受容して、ちょっと、 大人、というか、私から見たら穢れたっぽく見えるのだけど、それも、実は、結婚には必要なのだろう。だんだんとそうなるのだろう。 私は、そういうのをさほど知らないので、けっこう子供っぽいのだろう。 また、男性のほうも、奥さんの、なんか、女性ならではの貧欲さというか、何かを受けて、男のおばさんみたくなるのだろう。 なんかでも、お互いに補い合ってうまくいっている男女ははたからみるといいものだ。中身は知らんが。 50代ぐらいは、なんか、ぎとぎとしていやだけど、 60代の近所のご夫婦とか、もう、枯れていて見ていて気持ちがいい。 また、20代、30代も、ういういしいし。 50代は、なんか・・・。 いろいろ大変な時期の気もする。 それを乗り越えて、の、落ち着いた60代の夫婦になるのだろうなー。 未婚の50代はまた、どうなのだろう???? |