今日はアリスのモデルとなった、アリスプレザンスリデルの誕生日だったらしい。誕生日でない日のほうがおめでたいのかな?(ディズニーのアニメアリスの歌にある。) 全く教訓のない始めての童話、ナンセンス童話、ということで、画期的で、発売同時にヒットしたという話をテレビでやっていた。 メリーポピンズもあまり教訓がないし、ピーターパンもあまりないし、ムーミンもないかな。確かに、教訓がないほうが楽しいかも。 教訓がある童話では、ミオよ私のミオ、というのを読んで、教訓めいていたので、嫌になった思い出がある。 ピーターパンは、教訓があると言ったら、子供の面倒をあまりみないと、鳥になって飛んで行ってしまうよ、とか。 映画アリスは教訓があるのだけど、(ティムバートンが、動機付けを試みたようだ。)アリスやそのキャラクターの無味乾燥というか、はちゃめちゃ度は、やはりナンセンスだからだろう。意地悪とか、怖い、と感じる子供もけっこういるらしい。 稲垣足穂の機械主義というのも、少し違うが、無味乾燥、意味がない、イメージのみ、元々は映画みたいな、視覚的効果だけで文字をつづるという。 アリスは、それよりは少し意味がある。かけことばとか、とんちとか、なぞなぞ、とか。 ふたつの言葉をくっつけた言葉とか。 バターアンドブレッド蝶とかがあったと記憶しているが。(バタフライと、バターアンドブレッド) 映画でも、ひらひら飛んでいた。 アリスの本を、全部、奥のほうにしまってしまったので、また、出してきてみたいし、映画との附合を調べたいと思うけど。 |