祖父母のあたりから、そうなのだけど、 故郷もしがらみも持たない人は、都会でひとやま当ててから、どこかの田舎に戻って暮らす。 最近東京の人数人とネットで話を聞いたら、ひとりは地元東京の病弱な人、もうひとりは田舎から上京の頑健な人。 40代女性と30代男性、 ふたりとも、東京でほぼ成功していた。 そのあとがんばりすぎで今は病気らしいけど。 その話を聞くと、やはり田舎とはだいぶ違う。整備されて丁寧、意欲のある人はのしあがられる。 私はやっぱり虚弱なので、そこが心配だけど、いろんなことで自信がある分野もあるし、それらが認められる場所が田舎にはない。 田舎は逆に、変わっていたり突出していると嫌がられるので。 そんなことを考えながら羨望の目で聞いていたのだけど。 でも、がんばるのは数年で、そのあとは田舎に戻ったほうがいい気はする。 そのままいるのもありだろうけど。 けっこう、いっときがんばった人達も、田舎に住居を移しているようだ。 まだ、田舎に何かあるうちはいて、何もなくなったらすぐに出るという準備をしているのだけど。 何かあるうちにそれらを投げ捨てて出るのは、自分の性格と合わない気がするので。 それと、体力との時間の勝負、みたいな。 でも、来年からは、ちょこちょこ東京に出て下見してみようと思う。 そのために、経済的にお金を余らせるトレーニングをしているのだけど。 今、テレビで、仕分けの話をしていたけど、また、第三次仕分けが始まるみたい。 こないだの仕分けのときに、ノーベル賞を取った学者が、怒った顔で予算を削られるのを怒っているのを見て、がっかりした。 やっぱり、科学のことしか考えていないのかな~と。 今、大変な人達がいるのはわかっているけど、こちらも考えてほしいと、他にも気を配った発言をしてほしかった。 税金のひっぱりあい、というか。 税金をたくさん払っている人は、ああしろ、こうしろといろんな意見が多いけど、庶民や貧しい側は、だいたい、公務員給料や無駄の削減、無駄な事業をやめる、天下りをやめる、ということで意見が一致している。 やっぱりみんなが食べられる最低限の暮らしが必要だと私は思うけど、それも、働かない人はどうなのかと言う人もいる。 実際は、働きたくない人はさほどいないとは思う。 ただ、性格が嫌われるとか、病弱ですぐ倒れるとか、だと思うんだけど、嫌われる性格の人はひとりで技術的な仕事をできるような援助を、病弱な人は、一時間でもいいから、というふうに指導ができたらいいのにと思う。 それには、完全自由主義でいいのかとか思ったり。 生活保護の間に、そういう、技術的な仕事ができる場所を作ったり、派遣のような事業を地方自治体が考えていけば・・・。 そういう仕事紹介を、田舎では親戚とか教師がやっていたようだけど、なんか、そういう人や組織があったらいいのに。 すぐ仕事がいやでやめちゃう人だって、やめつつも何年もいろんな仕事をしたら、けっこう役にたつのにね。 なんか、そういう、国あっせんの仕事が、最近はヘルパーや介護士なんだけど。 以前もそういうのがあったけど、いろいろ法律が変わるごとに投げ出されてどっかへ行ってしまう。今度は大丈夫だろうか? それになんか、仕事ができない人の受け皿どころか、看護婦なみの科学的知識がいるようになるとか。 それと、人をお世話する細やかな心遣いは両立できるのか? しかも、薄給で。 |