『さあ/\/\いかなる処の事情、よう聞き分けてくれるよう。さあ/\一つは世界のため、たすけのためとする処、受け取りて居る。内々の処一つの台。一軒たすけ三軒たすけしても、一つも受け取れんもある。この理を聞き分け。何軒救けても、内々に心を違ては、どんならん。それ内々にあゝたすけに行ておくれたら、結構やなあという心が第一や。心の錦が第一とさしづして置こと。又々の道以ちて順々知らそ。』(M21) |
『さあ/\いかなる処一つの事情尋ねる。真実の事情聞かそ。いかなる処の理を聞き分け。難し事は言わん。理を聞き分け。人を救けるには誠の心。一つの言葉優しいというは、誠の心である。この処聞き分け、見分け。真実誠の心いうものは、弱いものである。なれども、長い堅いもの。又々長くの心を持ちて、内々互いの心持ちて、内々睦まじい。内に誠の心持ちて、世界から成程の内や、と言う。たすけ一条には理を要る。人を救けるには理を要る。』(M21) |
『さあ/\/\いかなる願いかなる事情を尋ねる。しいかり聞き分けねばならん。だん/\それ/\事情を運ぶ処難しいてならん。どうでも一つの道が難しいてならん。いろ/\諭を伝えども、それ/\の心に聞き分けが出けん。それ/\分かり無し。どうもならん。胸三寸の処、どうでも三人の心処、三人あれば三人心、五人あれば五人心、一手一つの心にしいかり定めねばならん。どうも一つの峠越し難くい。難しいてならん。後々の心を狂わぬよう、しいかり定めねばならん。さあしかり諭してくれるがよい。』(M21) |
『さあ/\尋ねる処/\、身上心鎮まれ。心鎮めて聞き取れ。一つはこうのうも運び運び、行く/\は一つの理も治めて貰てと、これは十分。難し事も言わん。どうせえとも言わん。分からんというは、心一つから。幾つの心持たず、心出した処返やしする。真実誠の心、一粒万倍の善き理を渡す。悪しきは神は利を付けはせんで。めん/\の心に理を回る。心に一つ思えば一つの利を付く。めん/\人を救ける心なら、内々睦まじいという心定めば、成程の内や成程の人やという理を出ける。救けたいの理を拵え、内々この理を伝え。誠の道はめん/\未だ/\と心治め。向こい行くは人の道と。未だ/\というは誠の心や。未だ/\の道を以ちて又々一つ尋ねよ。』(M21) |
『さあ/\/\いかなる順と尋ねる処、さあ/\身の処痺れる処、心一人々々いう処、何かの処、よう聞き分け。世界救ける/\という処に、内に一つの台を拵え。内に一つの台、内々睦まじいという台拵えて、世界伝え、世界成程と言う。この心思やんせねば、難しい。どうせえともこうしてくれとも言わん。心次第。どうしてくれこうしてくれとも言わん。拝み祈祷とも言わん。心一つ。自由自在は心にある。誠一つより受け取る処無い。誠一つ積み重ね。』(M21) |
『さあ/\尋ねて出るから/\は、一つの理を聞き分け/\。さあ/\一つの理も聞き分けねばならん。さあ/\長らえて/\、又身上に心得んの理を、めん/\ほんにある程/\という心を定めて、めん/\の身上に事情あって、めん/\の心、誠の心に治まり無くては。さあ/\早々聞き取れよ/\/\。先ず/\所には一つの理も渡さにゃならん/\。さあ/\めん/\成程々々の日に、さあ/\いつとも言わん/\。さあ/\受け取れ/\。聞き取れ/\。早く/\速やか日に。』(M21) |
『さあ/\尋ねる。たすけ一条の理を尋ねる。第一人を救ける/\。誠無うて救ける事出けん。受け取る処いうは、幾筋もある。自由自在というは、たゞ一つはっちゃあらせん。内々互い/\という、誠あれば内々睦まじという理を成る。世界から成程の内やなあと、成程の人やなあと言う。先ず早くと言う。何でも子を早く貰おと思ては遅なる。めん/\まで/\めん/\心、誠尽す心あるから、未だ/\と言う。早くになる。ようこれを聞いて聞き分けての思やん、とのさしづと。』(M21) |
『さあ/\身上一寸心得ん。一寸事情身上どういうものであろ。さんげする。さんげしやあろうまい。余の儀外の儀は思うまい。身上一つ事情諭そう。事情によって治まり難くい。よう聞き分け。急く事情ある。一つこれまで長く道である。自由自在これからめん/\あちら急く。別段未だ/\思う。めん/\身上どうある思う。案じずと心を鎮め。心を鎮むれば直ぐと治まる。』(M21) |