『さあ/\だん/\の席返し/\の席をして、一日の日生涯、心一つの理を以て一つ席、席順序一つの理、よう聞き分け。生涯の理を諭そ。生涯の理を諭するには、よう聞き分け。難し事は言わん。どうせこうせこれ言わん。言わん言えんの理を聞き分けるなら、何かの理も鮮やかと言う。人間という身の内という、皆神のかしもの神にかりもの、心一つ我がの理。心の理というは日々常々どういう事情どういう理、幾重の理どんな理も日々に受け取る。受け取る中にたゞ一つ自由という一つの理、自由という理は何処にあるとは思うなよ。たゞめん/\の精神一つの理にある。日日常々誠一つ、誠の心というは一寸には弱いように皆思うなれど、誠より堅き長きものは無い。誠一つは天の理。天の理なれば、直ぐに受け取る直ぐに返すが一つの理。一名一人の心に誠の心があれば、内々皆十分睦まじい一つの理が治まる。そら世界という成程という、成程の者成程の人というが、常に誠一つの理が自由という。又運ぶ尽す中互い/\扶け合いは諭する理。人を救ける心というは、真の誠一つの理が救ける理が救かるという。これまで運ぶ尽す事情は、内々めん/\の事情理に治め。・・・・・・』(M22.10.15) |