『さあ/\いかなる処尋ねるやろう。いかなる処も心得んやろう。だん/\の道も通り、何たらした事やと思うやろ。一つの救ける理いも貰い、何たらした事と思うへもっともや。今一時の事情は思うやない。いんねん一つの理を見えた、何たる事やと思う。日に/\思う心取り替えよ/\。心一つ澄んだる処へ、たすけ一条のさづけである。めん/\澄んだ心に成ったら、した事見る処いんねん一つを知らず/\して越して来てある処、今までの処、こうやと思うて、心を治まろまい。なれどもなれどもいんねん知らずして通り来たのであろう。どうも一つめん/\実を定めて、いつ/\までも通り抜け。心通りの楽しみがある。』(M22.08.10) |