『さあ/\すっきり/\と皆洗い替えて置け。心通り何かの処、一つ/\聞いて置け。今一時の処、世界から大変である。日々の道理それからそれへ、大和の国には大変の事が出来たそうな。どっから何処まで響き渡したる処、皆何でも無いように思うて居る。今の一時掛かり、一つ大変は大変だけの理はくどう/\さしづをし、くどう/\流す理を聞き分けてくれねばならん。元々の処、どう成ろうかこう成ろうか知らんと、思うて通って来た処を思えば大きなものや。どれだけの理に成ったか分からん。ほんの掛かり、こっからこれまで四面の理を治めてある。道理を言えば隅から隅へ、斜かいに三分通りのようなものや。そんなら後七分は独り成って来る。世上の働きは何ぼの働きとも知れん。これからどんな事もして見せる。日々の働きして居る。道を開いて一人の理も治めてやったら、一軒なりと救けてやったら、一村なりと救けてやったら、世上世界にはそっからそこへ、枝から枝へ、枝が何ぼ咲くや知れん。遠くの所の話遠くの者、何かの事を聞き分け。何とも無しに、結構に成ったら行こうかというようでは、盛んに成るか、大き成るか。この理を聞き分けてくれば、一切の理は皆分かる。』(M23.06.29) |