『さあ/\長い/\は一つの理いつ/\までも、一つの理いつ/\も。席するも一つの理。何程早き遅きの理を要らん。さあ/\いつ/\の席、話々早き遅きの理はこら要らん/\。さあ/\いつの席で話聞いて、遅き早きはこら言わん。もう一段の席、十分の理を聞き取りて、いつの席とも言わん。』(M21) |
『さあ/\/\尋ねる処/\、順々の席をして又一つの席を聞く処、生涯の理を聞き分け/\。所々には理が無けねばならん。急くやない、急ぐやない。さあ/\心一つにどんな理も渡す。さあ/\精神。誠一つは天の理。受け取りたなら、直ぐに返やさにゃならん/\。さあ/\誠というものは、一寸には弱いものである。なれども、さあ/\内々には皆々心勇む日がある/\。いつ/\とも言わん/\。心勇めば、いつとも言わん。直ぐ/\/\/\。』(M21) |
『さあ/\尋ねる/\処、いかなる処も心を鎮めてしいかり聞けば、分からんでなし。聞いて成程の理を分かれば、一つの理も分かる。天理王命は五十年前からの道すがら。元々の理を聞き分けば、理も分かろうと。さあ/\五十年前よりすうきり何にも無い処より始め来てある。実を有る処、無き処か、よく聞き分け。先ず/\始め掛けた処、さあ/\何処其処の誰それ、学者智者やと言うでもない。何にも分からん女、何にも知らん女一人より始め掛けた処、よく聞き分けてくれ。めん/\又国に於て先ず/\早く聞き分けて心改めて実々と心定めるなら、国の宝や。先ずたすけのため国のためと思うなら、内々話を聞かして、先ず/\内何かの処も伝えて、内々心実々に定めて、誠以ちて又々早く尋ねよと。』(M21) |
『さあ/\尋ねる処/\/\、長らえての処治まるも理、治まらんも一つの理と思え。十分諭して居るやろ。さあ/\一時ではない。なれども、よう諭せ。たんのうの理も聞かせ。十分なる理も聞かし、一時でない。よう聞き分けて、たんのう一つの理も聞かしてやれ。十分たんのうの理も聞かしてやれ。これだけの理を諭して置こ。』(M21) |
『さあ/\身上一条一つの理を尋ねる。だん/\の処一つ/\の話も聞く。又尽す処に、どういうものと思う。今一時になるとは思うなよ。今一時の処、余程一つが大層。余程大層の中に、安心一つの理も運び、それより実を定め。いんねん一つの理もある。今一時なるとは思うなよ。難儀さそ、困らそ、という親はあろうまい。めん/\心をよう聞き分け。何かの処も聞き分けて、内々一つの心も運んで、ようこの理を聞き分けて、内々の者運んでくれるようと。』(M21) |
『さあ/\/\尋ねる/\/\処、さあ/\/\/\いかなる処も聞き分け。何遍も一つの処、若き年寄りによらんで。早く一つ治め/\。神一条の道いかなるも通る、いかなるも治めると、内々の処何でも一つ治め。事情家業一つの事情第一、内孝心が第一。さあ/\内々一つ成程とは、一つ治め十分治め。いつとも言わん。内々澄む日勇む/\。早く/\。』(M21) |
『>さあ/\尋ねる処、理を以て理を尋ねる。第一の処、さあどういう理でなる。日々尽す処は受け取る。諭して通る処、それは十分の理。めん/\身上心得ん。どういうさんげもある。思いの事情であろう。暮らす処十分、身上心得ん、幾重思やんすれど、どういうものであろ。案じる事は要らん。何よの事掛かって、事情案じる。何名事情身の事情心一つ。一人々々案じる。案じる事は要らん。身上何人何名心一つ、事情を以て事情案じる。身の不足どれだけどうなる。事情を以て事情を案じる。案じに案じ回る。何かの事も事情を事情拵える。めん/\事情を事情、身の処案じる。よう聞いて置かねばならん。』(M21) |
『さあ/\何かの処聞き分けてくれ。道理であろ。大抵尽す。どういう理も運び、一寸心得ん。どういう理を尋ねる。よう聞き分け。通る道自由、身の処発散。どういう事も聞いてくれ。日々年々通る。何の不自由無く、十分理十分あたゑ。一寸身に心得ん理、よう聞き分けてくれねば分からん。身はかりもの聞いて、聞き伝え、まあ十分理諭す処、十分身の処どういうものあろ。よう聞け。どうせにゃならん、こうせにゃならんとは言わん。見分け聞き分け、速やかたんのう。この理誠一つたんのう一寸出来るものでない。身の処不自由たんのう。よう聞き分けて、成程身の処たんのう理が分かる。一つ/\理は世界にある。二度三度伝え。これもよう成ったな、日々一度思う理は分かる。直ぐに分かる。又々一つ理を尋ねるがよい。』(M21) |
『さあ/\身上一条一寸心得ん。何ぼでも速やかならん/\。何が違てあるのやら、どうで違てあるのやらと思う処、さあ/\日々心に掛かる処、これだけの事早く速やかと思う処、これだけの処から、尋ねる処より速やかの理を分かるやろ。堪えるに堪いられんという処、早く聞き取りて分かろう。多くの中/\聞き取りて、先ず先ずたんのう/\/\と思わりょまい。これ身の内の処に不足あって、たんのうとは思わりょまい。早く聞き取れ/\。』(M21) |
『さあ/\/\いかなるも聞き分け。成程を聞き/\、理を聞き分けねば、身の処に何程の事も、この所拝み祈祷するやなし、世界は神の身体身の内かしもの、同じかりものならば同じ兄弟。そんならば親々の処事情運ばんならん。矢張り理を聞くのであろ。たんのうという処、たんのうという処誠である。誠は天の理である。どんな不自由の者もある。それ同じ兄弟。たんのうという処、これより外に何にも言う処無い。』(M21) |