仕事の話で申し訳ないんですが。 割り振られた仕事がきちんと出来るようになる前に、自分の判断で勝手に仕事を進めてはいけないのだよ…って、後輩にちょっとした小話をしたんですよ。 ウチの職場には多いんですよ。与えられた指示を自分の考えで勝手に無視して違う事をやっては怒られる…ってヒトが。 まあ、指示があいまいで中途半端だったりとか、説明不足で内容が理解できなかったりとかいうのも多少あるんですけど。 それにしても、いくら現場仕事で自己判断に迫られる場合があるとはいえ、指示された事に反した作業をしては怒られているというヒトが数人、確実に居たりします。 そういうヒトが先輩に居て。 そういう先輩と一緒に作業をすると。 先輩の勝手な判断に付き合わされて、一緒に怒られてしまうという。 そういうのって、不幸というかあってはならない事だと(^_^;) 確かに、ウチの会社は中途の方ばかりです。 ある程度、社会経験を積んできているから、経験に基づいて行動するっていうのはアリだと思います。 けれど、その自分の経験が職種も業種も違う別の会社でも全て常識として通用するかというと…そんな事はありません。 ローカルなその会社特有のルールもあり、上司の方針も違えば自ずとやっていい事と悪い事も変わってきます。 それくらいの事も判らないで、あくまで自分の経験と知識を最優先にして他の指示や意見を聞けない、というのは…流石にどうかと思います(=_=) 転職を考えていたり、今の職場で自分が評価されていないと思っているヒトは、もしかしたら再考しないといけないかもしれません。 『自分は能力があると思っているけど、実は最低限の仕事も出来ていないのでは?』と。 自分の意見があるのは良い。 自分のやり方があって、ある程度自信を持っているのは構わない。 けれど、 それ以前に与えられた仕事を指示されたとおりに実行できるだけの能力を、貴方は持っていますか?と。 言葉は、信じるに足るモノが発しないと、落書きと変わりません。 仕事がこなせない人間がどんな正論を発しようと、『じゃあ貴方は仕事がしっかりこなせるの?』と言われれば、そのコトバはどんなに正論でも重みが全く無いんです。 この人は信用できる、と思わせればこそその人が人気作家なりコメンテイターになり、本も売れればテレビにも出てくる。 そんなもんですよ。 だからね~。 言いたい事があってそれを聞いてもらうようにするにはね。 それにふさわしい実力を身に付けて、他人に認めてもらう。 それが一番効果的で、正しいやり方だと思いますよ、Tさん(^_^;) |