家に帰ってテレビを付けたら、ちょうど始まったばかりの番組。 何も知らずに見ていたら、『はだしのゲン』とタイトルが出てきました。しかも後編と。 そんな番組がやっていたなんて知らなかったし、何より戦争ものはあえて避けて見ないようにしていました。 だけどこれは何だか気になって、結局最後まで見てしまいました。 『はだしのゲン』は一度も読んだことがなく、タイトルと戦争ものってことしか知らなかったんですが… 予想通り、とても悲しく辛く、悲惨なものでした。テレビだから少しやわらかく表現されているんだろうなと感じたんですが…原作はもっと凄いのでしょうね。 途中で何度も胸がつまって見るのが苦しくなりました。何度も涙が溢れてきました。 唯一の救いは、ゲンの明るさ、正しさ、強さでしたが… どうして何の罪もない人たちがあんなめに遭うのでしょう… 戦争は嫌いなんて言葉じゃ表せません。全てを奪ったうえに、いつまでも続く苦しみまで残すのですから… 今まで原爆について知るのが怖くて、恐ろしくて… だけど見つめなくちゃいけないんですよね。…知らなくちゃいけない。 私たちが二度と同じ過ちを繰り返さないために。 |