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その手を離したのはあなたでした その手を離させたのは私でした そしてその手を離さなかったのは私で 今その手を握り返してくれてるのはあなたで それが今 乗り越えたからの、今 あのとき諦めなくてよかったなぁと 思う瞬間は幾度となく訪れて 幸せだと思う、今なのです |
いつもさ あとから思ったって遅くて どうして最後のあの夜 家族みんなで写真撮ろうって言わなかったのか どうして最後のあの朝 いつもみたいに頭撫でて ほっぺたさわらなかったのか 次でいいや またすぐ会いに来るんだから なんだか気恥ずかしい 写真なんかいつでも撮れるんだから 結局それが最後で 次なんか二度となかったのに 次に会った時は 瞼とじたまま こっちを見ることなく ふにふにしてて大好きだったほっぺたは 冷たくて、かたくて....... あまりに突然すぎて 出ていくとき 次がないなんて思ってもなくて あとからどんなに後悔しても..... もう、遅くて........ なんで、なんて 何回思ったって意味なんかない もう........ こんな後悔..... 今もまだずっと、痛いなぁ..... |
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