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どうしてか、涙がこぼれた夜 月の光が、優しかったせいか やけに感傷的に 思い出すのは育った家、家族のこと お父さんとお母さんの顔を思い出したら 苦しいくらい胸が詰まった.... もうすぐ私は離れていくんだな....... |
うちの親はすごーく過保護で 未だに門限あるし 何かと心配性で 正直うっとうしいなぁと思うときもある だけど 仕事でいつもより帰りが遅くなった日 バスに揺られてふと思い出したこと 中学3年のとき 友達とふたりで初めて行った野球観戦 最後まで試合を見て 駅に着いたのが22時頃 駅を出てびっくり お父さんが自転車で待ってた 心配だから迎えに来た、と そんなことが 帰り遅くなる度にしばしば..... あの頃は思春期真っ只中 友達は普通に夜遅くまで遊んでたり、親が迎えにくることなんてないのに..... もう恥ずかしくて嫌で嫌で仕方なかったなぁ(笑) だけど今 暗い夜道をひとりで歩いていて そのことを思い出す私の心は 懐かしさと優しさと切なさと.....胸にあたたかい、そんなもので満たされてる きっとそれが、愛なんだろう それが愛された記憶で 大切にされてる記憶のひとつなんだろう 時が経ってもこうやって ずっと胸にある記憶なんだろうな |
どうせ他人だもん ちゃんと何か言われたわけじゃないもん だけどそれでも..... ずっと一緒にいたいって、思ってたっていいじゃん.......... |
最近とても心穏やかだ 動き始めたから 考えること、やることいっぱいで わくわくとどきどき 不安と戸惑い いろんな気持ちが混ざりあって たぶん実に複雑に移ろってる 頑張りたい、頑張んなきゃと思う だけど頑張りすぎちゃ駄目になること分かってる きっとあっという間に、8月が過ぎていく 常よりもっと 日々を、大切に過ごしたいと思う |
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