うちの親はすごーく過保護で 未だに門限あるし 何かと心配性で 正直うっとうしいなぁと思うときもある だけど 仕事でいつもより帰りが遅くなった日 バスに揺られてふと思い出したこと 中学3年のとき 友達とふたりで初めて行った野球観戦 最後まで試合を見て 駅に着いたのが22時頃 駅を出てびっくり お父さんが自転車で待ってた 心配だから迎えに来た、と そんなことが 帰り遅くなる度にしばしば..... あの頃は思春期真っ只中 友達は普通に夜遅くまで遊んでたり、親が迎えにくることなんてないのに..... もう恥ずかしくて嫌で嫌で仕方なかったなぁ(笑) だけど今 暗い夜道をひとりで歩いていて そのことを思い出す私の心は 懐かしさと優しさと切なさと.....胸にあたたかい、そんなもので満たされてる きっとそれが、愛なんだろう それが愛された記憶で 大切にされてる記憶のひとつなんだろう 時が経ってもこうやって ずっと胸にある記憶なんだろうな |