ありのままに起こったことは話すぜ 「革命したと思ったら革命された」 何をいってるか分からねえと思うが 俺も何をされたか分からなかった 予想GUYとか想定の範囲外ですとか こっちに4がないってことは 相手は4で革命できるとか そんなチャチなもんじゃあ、断じてねえ もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ・・ 続く2回戦 持ちカードは クイーン3枚、キング2枚、エース3枚、2が4枚とジョーカー イカサマしたんじゃないかと疑われるほどの最強っぷりだが カードを切ってる時にさりげにそろえたとか そんなこまかいことはどうでもいいのだ 「私の戦闘力は1億2千万です」 高らかに勝利宣言をした後 白熱の火蓋が切られる ~5分後~ その場に居合わせたある男はこう語る 「カードがね・・出せないんですよ。ええ、まったく。」 「信じられないでしょ?でも、実際見ちゃったんです」 「最強ランクのエースとか2とかがですよ?出せないんですよ(笑) 8切り、Jバック、スペ3・・そんな小技ごときに」 「その時、私は思いましたね・・」 「『3』って…こんなに『強い』んだって……」 |