過去、
頑張ったから、付き合ってほしい…
って、落ちこんだ日があった。
三ヶ月の頑張りで、好きになってもらおうとしていた僕。
去年、
頑張ってるから、認めてほしい…
答えは変わらなかった。
一年や二年で、愛してもらおうとしていた僕。
先週、
頑張って、頑張って、頑張ったから、認めてほしい…
予想通りの返事だった。
僕の中の僕が、問い掛けをしてきた。
あぁ、運命の糸は繋がってないのかな…
一秒、二秒
あと少し頑張ろう。
一分、二分
もう少し頑張ろう。
一時間、二時間
また、頑張ろう。
一日、二日
まだ、頑張ろう…
一週間、二週間
一ヶ月、二ヶ月
一年、二年
十年、二十年。
運命ってなんだろう…
今日、
スープを飲みながら、喧嘩をした。
諦めて帰ろう…
前菜を食べながら仲直りをりした。
初めて君が引き止めてくれたんだ。
メインを食べながら笑い合った。
過去にした喧嘩の内容が子供っぽいと二人で話した。
デザートを食べながら約束をした。
頑張ろう…
頑張ろうね…
嬉しかっので、君のアップルティに角砂糖を入れて溶けるまで、掻き混ぜた。
「手が疲れたでしょ、ありがとう。」
嬉しかったので、ミルクもたっぷり入れた。
ニコニコしてた君が、ミルミルうちに、等身大のカエルに遭遇したかのような顔になった。
「アップルティにミルクは入れないよ…バカ」
そんな君の顔が、愛おしく見えたんだ。
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そこには、大好きな君が僕の傍にいてくれますように…