今日は、東京都千代田区霞が関にある東京地方裁判所(本庁)へ行って、刑事裁判を傍聴してきました。 1件目は、逮捕監禁致死事件。法廷内に衝立が立ててあり、証人が被告人を気にせずに証言できるような配慮がなされていた。被告人・弁護人席の近くに座って傍聴していたため、被告人が退廷するときに、手錠をかけられ、腰ひもをかけられていたのを間近に見ました。とても事件を起こすような人には見えませんでした。 2件目は、覚せい剤取締法違反事件。被告人が外国人だったため、法廷内で同時通訳の方が英語で訳していました。裁判員裁判で、裁判官3人のほかに裁判員6人が審理にあたっていました。被告人・弁護人席、検察官席、裁判員・裁判官席から見えるような大きなテレビ画面が2台ありました。まるでテレビのドラマに出てくるような感じで臨場感がありました。弁護人が熱心に論理立てて筋道に沿った弁論を展開し、被告人を弁護していたのが、とても印象的でした。 法廷内は、録音・撮影等は禁止です。そのほかにも、いろいろ規則があります。 裁判所の入り口では、金属探知機による所持品検査がありました。 今後も機会があれば、裁判を傍聴してみようと思っています。 私は法学部出身で、過去にも地裁の裁判を傍聴したことがありますが、今回は2件ともはじめてのケースでした。学んだ法律を忘れかけているので、改正法の情報も取り入れて、知識の再確認をしようと考えています。 |