以前買った前売り券で遂に「ダークナイト」を観てきました
原題にも邦題にも〔バットマン〕と付けられていませんが「バットマン・ビギンズ」の続編です
トップ画にバットマークを据えてることでお気づきの方も多いでしょうが、自分が一番好きなアメコミのヒーローがバットマンなのです
バットマンの魅力についてはさておき、近作の"最凶"の見所は今年1月に急死したヒース・レジャーの怪演による宿敵・ジョーカーです。
バットマン=ブルース・ウェイン(クリスチャン・ベール)は彼の策略に苦しみ、次々と決断を迫られていきます。ジョーカーはお金のためでも信念のためでもなく、人の苦しむ姿を醜い姿を嘲笑うために犯罪を重ねていき、バットマンに一線を越えさせる即ち自分を殺させようとするのです。
そして、ブルースの幼馴染みであるレイチェル(マギー・ギレンホール)の恋人となり、ゴッサムシティーの"希望の光"となっていた検事:ハービー・デント(アーロン・エッカート)はこの戦いの中でトゥー・フェイスという悪に落ちていきます。
さらには、バットマンが守ろうとする市民に無法者と糾弾されます。
バットマンはどう戦うのか、全てを守りきれるのか。そして、彼が必要ならば街にとってどういう存在であるべきなのか…。
単なるヒーロー物ではない重厚な作品となっています。(反面、日本では万人受けしない気がしましたが)
前作からの主要キャスト中レイチェル役のみケイティ・ホームズから交代されていますが、何ら問題ありませんでした。自分としてはむしろ、今回の方が大人っぽくて好いです。
他に個人的には、前作でうやむやになっていたスケアクロウがきちんと出てきたのが良かったです。
また、かつてジャック・ニコルソンが演じたジョーカーやトミー・リー・ジョーンズが演じたトゥー・フェイスとそれぞれ比べてみるのも面白いと思います。
バットマンといえば、悪役に次いでもう一つ楽しみなのはメカです
特殊能力を持たない普通の人間である彼を支える重要なツールなわけですが、今回も新たなバットスーツを始め幾つか新装備がお目見えします。目玉はやはり彼が乗るバイク、バット・ポッドですが、コンセプトは自分の予想通りでした。でも、コウモリを呼ぶシーンが無かったのは残念です
これから観る方に申しますと、この映画2時間半もあって長いです。短い作品に見慣れている方は2部構成だと思った方がいいかもしれません。まぁ、裏を返せば丁寧に描かれていて見ごたえもあるということなんですが
あと、細かい点では、夜しか動かないバットマンが白昼堂々と行われる犯罪に対してどうするかなんですが、目立たぬようちゃんと手を打っています。
最後になりますが、自分は絶対にDVD買います
公式サイトhttp://wwws.warnerbros.co.jp/thedarkknight/ |