帰宅時、駅で思いっきりこけた。 そもそもの原因は乗っていた電車が遅れたため。 いつもなら乗り換えに余裕があるのに、今日はぎりぎり。 快速に乗り遅れると帰宅時間が遅くなるのでどうしても乗りたかった。 駅の通路は比較的空いていたので、調子に乗って走り始めたとたん、何かを踏んだ。 ちゃんと見なかったが小さなプラスチック製品のような感じ。 駅の床はぴかぴかに磨かれた石のタイル張り。 足が滑った瞬間「顔から落ちたら大怪我をする!」ととっさに思い、柔道の受身のような格好でごろごろと転がるようにこけた。 いててぇっ。 幸か不幸か、両腕のひじの辺りを擦りむいただけ?で済んだけど。 が、しかし、いい大人がひじを擦りむくなんてカッコ悪っ。 それにしても、これは誰が悪いのか? はっきりした理由の説明も無く到着が遅れた電車か? 駅の通路に、踏むとすべってしまう何かを落とした奴か? 滑りやすい素材で床を敷き詰めた駅の管理者か? と、考えていてふと思った。 もしかして走った自分自身が本当は悪いのか?と。 世間一般では・・・、 事件、事故が起こると、関係者たちは「あいつが悪い!」と責任のなすりあい。 その結果、何かといえば「国や公の機関が悪い」となる場合が多いような気がする。 でも、本当にそれでいいの? 誰もが自分自身が悪いとは言わない。 あわよく公のせいにできれば責任逃れが出来る。 本当にそれでいいのだろうか。 日本中が「だって○○が悪いんだもん」と言う子供のよう。 誰も責任を取らない国、ニッポン。 |