横浜の野毛山動物園へ。
もう何回行っただろう?
ここは入場無料なのが嬉しい。
ぼんやりと動物たちを眺めていると、それだけで癒される感じ。
野毛山動物園は開園してから今年の4月で60年。
この動物園も古い。
そして展示されている動物の中にも高齢なものも。
最近、TVや新聞などでも時折紹介される事がある、フタコブラクダのツガルさん。
今年の12月で36歳になるそうだ。
昔の動物園では展示動物が高齢になると、展示から外し人目のつかないところでひっそりと飼育を続けていたらしい。
老いた姿を見せないために。
ところが野毛山動物園ではあえて展示を続けている。
新聞記事などによると「動物も歳をとり老いていくという、自然な姿を子供たちに見せる事によって何かを学んで欲しいから」というような事が書かれていた。
日本は急速な勢いで高齢化が進んでいる。
でも、それに対して世の中の考え方とか何も変わっていないような気がする。
誰もが皆「若いほうがいい」って。
ホントそれだけでいいの?
寝ている時間が多いけど、それでもフタコブラクダのツガルさんの前には今でも人がいっぱい。
いつまでも「生涯現役」でいて欲しい。 |