仕事帰り,久しぶりにお芝居を観に行きました。 名作劇場シリーズで,国文学系の戯曲,1時間ぐらいのお芝居を2本ずつ 見せてくれます。 1作目は有島武郎作,時代は明治後期から大正の頃,資金難に悩む5人の 芸術家の卵たちが考えた出した,「自分達の作品を,瞬く間にブランド 化する策略とは・・・」真面目なお芝居で高尚な設定なはずが,人間 臭さや泥臭さを感じる展開になります。 2作目は岡鬼太郎作,落語では有名な作品を戯曲したもの。江戸時代も 中後期,とあるゴロツキの葬儀を出す出さないから・・・序盤に派手 と地味なキャラクターが終盤になるにつれて・・・。これも真面目な 雰囲気かと思ったら,場内は爆笑の渦に。 観ている途中で,お腹の虫がグーグーと鳴り,帰りがけにラーメン屋 開拓。ラーメン屋なのに,おしぼりが出てきたり,二種類のレンゲで コーンを掬い易くしたり,ラーメンそのものの美味しさもさることな がら,食べ手のことを想う,お店側の心遣いも美味しくいただきました。 |