私の祖母が平成17年1月24日に亡くなりました 4年の月日が経ちました おばあちゃんこであった私は、ワガママ言ったり、迷惑かけたりして世話をやかせる事が多かった様に思います 私が大学生になった時、祖母は悪性リンパ腫という病気にかかり、主治医に余命数年と宣告されました 年寄りという事もあり、病気の侵食も遅く、それから10年以上も生きる事ができ家族一同、何事もないかの様に生活をしておりました あの阪神大震災も無事でした 私も社会人になり、独り暮らしを初め、私の両親は祖母と三人で生活をする事となりました 平成17年1月24日がやってきました その日は父が仕事で遅く、母が毎日近所の奥様方とジョギングに行く習慣があり外出してました 祖母は一番風呂が大好きで、皆がいない夜に独りで風呂に入りました 母が帰宅すると祖母の返事がありません 風呂場だけに灯りがついていました 母が風呂を覗くと、祖母が湯船に顔をつけて項垂れていたそうです 至急救急車を呼びましたが、既に手遅れでした… その後、仕事が終わり、車で帰宅中の私に連絡が入り病院にかけつけました その時の母の落ち込み様は、言葉に表せません 祖母は母方の祖母で、母は一人娘です 母はジョギングにさえ行かなければ…と責任を感じていました それから約一週間後 祖母の祭壇のロウソクが元で実家が火事になってしまいました 不幸は続くものですね… 幸い、祖母の一部屋のみで済みましたが、その前の年にリフォームした家が見るも無惨になりました 両親が無事だったので、私にすれば本当に良かったと思ってます 祖母があの世で呼んでいるのでは…とも思いましたが、まだ連れていかないで下さい もうあの日から4年経ってしまったのですね |