「いつか別れる。でもそれは今日ではない」著者F… … はじめに(序章)… 「真夜中が、寂しくてよかった。」という台詞から書かれています。 なぜ、寂しくてよかったのか… … 眠れないなら起きてればいい… 好きな人に好きな人が居るならば、強奪する戦略を立てたらいい… 失恋をしたなら哀しむ義務以外は持たなければいい… 寂しいならば、温かいモノを食べて暖かくして眠ればいい…と、人には言える。 と、書かれている。 もし、そうだとしても出来ないし、出来たとしても寂しさからは解放されない。 「ひとりきりの夜はどう過ごすのがいいと思うか」という一文だけのダイレクトメールがツイッターに来ていたそうです。 「セ◯クスか自慰か哲学でもしとけばいい」とは、さすがに言えないですよね。 Fさんはありきたりの答えをしたらしいです。 そのありきたりの答えこそが、無責任な答えでしかないのですね。 彼が求めていた答えは「ひとりきりの夜」という一夜のその「誰か」との衝突だったそうです。 一夜を越えるためだけの「なにか…」 とても簡単そうで難しい質問です。 寂しさに抵抗するのは無駄な行為だと、本当は気づいている。 「寂しい」という台詞は帰る場所がある人だけが言える台詞。 らしい… … ナナはひとりになるといつも「寂しい」「人恋しい」… … まだ序章なのに… … by 蒼ぃ果実(ナナ) |