赤ちゃんにきびしい国で、赤ちゃんが増えるはずがない。 赤ちゃんの泣き声について議論をすることがそもそも理解できない。 いいとか悪いとか、そういう対象ではないと思うからだ。 赤ちゃんを飛行機に乗せるなとか、ベビーカーを通勤電車に乗せるなとか、何を言っているのだろうとぼくは思う。 子供が産まれてよくわかったのは、子育ての大変さだ。大変なんてもんじゃない。戦いだ。修羅場だ。 赤ちゃんは良妻賢母的なママがだっこすれば泣きやみ、あとはパパがお風呂に入れればいい、などというきれい事ではない。 (中略) 飛行機の中で赤ちゃんが泣きやまない。 じゃあみんなであやしてあげよう。 子育ての先輩たちは、うちのはこうして泣きやんだことがある、と知恵を出してあげてもいい。 満員電車にベビーカーを押して母親が乗ってきた。 じゃあその周りの5人くらいは電車を降りて、みんなで空間を作ってあげればいい。 遅刻したら堂々と「ベビーカーに譲ったので」と報告して、上司は「それはよいことをしたね」と褒めればいい。 そんな非効率なことできるか、と言いたい?でも赤ちゃんが増えないことは、人口が減っていくことは、どれだけその社会にとってネガティブな事態をもたらすだろう。 日本の人口は世界で何番目か知ってるだろうか。 1位中国、2位インド、3位アメリカ。そのあとは工業化が遅れていた国々が並んで、10位が日本。ドイツが8千万人、イギリスやフランスは6千万人。 日本のGDPがずっと2番目だったのは、工業化が進んだ国の中で人口が2番目だったからだ。 人口が多いことは重要なのだ。多い方が経済的に有利だし、減ってしまうと経済的に不利になる。 ベビーカーに譲って遅刻することは、だから日本経済のためにはいいのだ。 人道的だけでなく、日本の国力を高める行為なので褒められるべきなのだ。 http://www.huffingtonpost.jp/osamu-sakai/baby-japan_b_4648685.html なぜ満員の時間帯に乗ろうとするのか? |
・お茶請けに
・ご飯のお供に
・酒の肴に
・夜のお供に