そんなに潤んだ瞳で見つめられてもねぇ 可愛い、確かに可愛すぎる出来れば、連れて帰りたい でも・・飼った事が無い。飼い方が分からない。 しかも、仕事中・・・かわいそうだけど今回は、別のいい人に見つけて貰う事を祈って、この場を去るしかない と、その時、2人連れの女性が通り掛って来た。 「キャーかわいい私達、ネコ大好きなんですよねそのネコ、どうするんですか」 (わっ)盗られる)「つ・連れて帰ります」 「そうよかったネコちゃん。良かったねぇきれいなお姉さんに拾って貰ってところで、お姉さん。今、仕事中じゃない?会社に連れて帰る訳に行かないでしょ」「そこなんですよねぇ」「じゃぁ私たちが預かってあげるから今晩迎えに来て」「えーっ。そんな迷惑かけられないですよそれに、お二人とも、今からどちらかにお出かけの筈じゃないんですかこの仔猫の為に、ご自宅に引き返して下さるんですか」「いいから、いいから。大した用事じゃないんで今度にすればいいから。それに私たち、姉妹で2人ともネコ好きで、4匹ずつ飼っているんです」 げっ!盗られるわけなかったやんか 「そうなんですか本当にいいんですか私、ネコは大好きなんですが、今まで一度も飼った事なくって、出来るか心配で・・・」「大丈夫私たちが、教えてあげるから」 つづく |