ふぅー。だんだん秋めいて来ましたね 秋は、落ち着いていて大好きな季節だけど、出会いと別れの季節でもある。 去年の今頃、会社の人事異動があって、地元で専門店の店長をしていた私は、本社勤務のスーパー担当のSVに異動を言い渡された。 一応、昇格って事になったので、お店のスタッフは喜んでくれたが、同時に別れる事になって惜しんでくれた。 みんないいスタッフばかりだったので私も寂しかった 中でも、私が、採用した21歳の男子学生スタッフ 背が高くて、爽やか系好青年。面接の時に一目で気に入って来て貰った。 予想通り、本社社員の受けもよく、お客さんからも評判だった。 その彼に「来月から異動で本社勤務になり、今月一杯でお別れとなるから、新しい店長をしっかりサポートしてね。」っと言うと彼は、 「えっマジっすか・・・・おもろなぁ俺、ユミ店長の事マジ好きだったのにぃ。」って 「まぁたあ。無理して持ち上げんでいいよ」 「えっ違いますよ俺、マジで店長の事好きでした」 う、嬉しい こんな若いイケメンの男の子にお世辞でも好きなんていって貰えて 「有難う私も、ジュンちゃんの事好きだったよ」っていいながら握手して別れた。 女性スタッフとは、今でも交流がある。噂によるとジュンちゃんは、私が 異動後すぐに辞めたらしい いい子だったなぁ。 でも、不思議なジンクスがある。 私と関わる人は「上がる」繋がりがなくなると「下がる」 そのお店は、私が店長をしていた頃は売上が良かったのですが、あれから 下がって今年一杯で閉店となる。 その前のお店も、私が異動になって次の店長の時に閉店。 当時の上司も私の上にいる頃は「出世コース」だったが、私が異動し、彼も異動した途端に、鳴かず飛ばずになり「左遷」となった。 現在の上司も、私の上になった途端、異例の出世を遂げ、一段飛び越しでの昇格となった 何も、私が「縁の下の力もち」って訳では決して無い そういった「気」の持ち主なんだと思う 人から言わせれば「ユミちゃんが頼りないから、回りの人間は、ユミちゃんの分まで頑張らなって思うからそうなるんちゃう」だって ふんっ でも、そうかも知れない 過程はどうあれ、結果その人が幸せになればいいやん だから、私はラッキーガールなんですよ。 稀少なラッキーガールは、中々GET出来ませんよぉ でも、自分自身は平凡な生活を送っている 人に「気」を与えておいて自分は「気」を吸い取られてしまっているのか いえいえ、違います 私の「気」を吸い取って上に上がった人は、それから私を幸せにするのです って。あくまでも「他力本願」のユミちゃんでした |