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SOLILOQUY

ひとりごと

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November 23, 2012 11:40:24

一線

カテゴリー: 日記
パートナーという言葉を辞書で調べてみた。
1.共同で仕事をする相手。相棒。
2.ダンス・スポーツなどで二人組になるときの相手。
3.つれあい。配偶者。

子供の頃に私の家から一本通りを越えた所に住んでいた大地主の男性いた。彼は事業の失敗から6年前に全ての財産を失い、今はつましい生活をしている。
私が、仕事上で悩んでいた時に彼から優秀な弁護士を紹介してもらい、問題を乗り切ったこともあり、6年前に私の会社の代表者をお願いしたことがあった。しかし、近づいてみると仕事の進め方すべてに甘さが目立ち、任せられないと判断し3年前に解任した。
私は彼のことを今でも尊敬しているし好きだから、できる限りの援助を続けている。しかし最近、私の足を引っ張ることが続き、昨日“甘えてもらっては困る。これ以上に助け舟が必要だと言うなら一線を引く…。”と、かなりきつく忠告した。
彼は、“あなたの言い分はよく分かっている。甘えてはいない。固く考えないで…パートナーなんだから、これからもよろしく!”と言って、握手のために手を差し出してきた。勿論私は無視して部屋の外に出た。私の思いが彼には全く通じていないことがよく分かった。

私は、彼から大切なことを学んだ。一つは話の途中で“分かっている!”と言う人は、実は何も分かっていない…という事。もう一つは話の途中で“甘えていない!”と言う人は、自分に対してすこぶる甘い…という事。
彼に教えられた重たい教訓である。

仕事やダンスのパートナーであれば、通じ合わないと思えば、或いは今以上の高みを目指すなら、そう思った瞬間から互いに別の道を歩むことができる。しかし、つれあいや配偶者となれば、それまで培った感情や思い出の蓄積やしがらみが、別離の決断を鈍らせる。

私に課せられた運命は、しがらみを乗り越え、彼と一線を引くことだと肝に銘じる。
その決断は、自分自身を大きくし、彼に自分の本質を知らしめる良い機会になるのだと…自分に言い聞かせる。
November 24, 2012 16:00:47

美味

カテゴリー: 日記
昨晩はフレンチレストランで“蟹”を食べるイベントに参加した。
ここでも何度か書いたことがあるが、私は蟹がそれほど好きではない。付き合い…という仕事の一環だと思っての参加である。二部屋だけの…満席でも12人と言う小さなレストラン(マダムの店ではない。マダムの店はワインバーである。)の一部屋に10人の客が揃った。私以外はすべて女性ばかりである。どうして女性は蟹が好きなんだろう?
“おいしいです。お得ですね!”とい言いながら楽しそうに頬張る他の客の興を削がないようにと、私もたまに“おいしいですね”を連呼しながら…蟹のメインディッシュを食べ終えた。

ところが、さらにシェフは次の皿を用意していた。蟹を食すイベントなのに…どうして?と、一瞬思ったが…。
なんと神戸牛のローストがラストに出てきたのだ。

私は知っている。数日前に前県知事がテレビにも登場する政治学者を、貸切でこの店に招待した日があったと聞いていた。その際神戸牛の指名がかかったので、シェフは神戸牛を仕入したそうだ。しかしある程度の塊でないと肉屋が取引してくれない。だから多めに仕入れたに違いない。そのため余った肉を蟹に隠れて売っていこうとしていると思い当たった。いつもより会費が2,000円高いのはそのために違いない。この店の内情に詳しい私だけがそのからくりを知っている。

ともかく2,000円アップで神戸牛が食べれれば満足と言うほかない。
その皿の写真だけを載せておこうと思う。素材重視…フレンチだからと言ってソースはかかっていない。塩と胡椒だけで味付けしたシンプル一皿である。


満足であった。
美味いものは、このくらいの量がちょうどよい。
November 25, 2012 11:06:56

休止

カテゴリー: 日記
今月、ギター教室へは1回だけしか行っていない。
仕事が忙しいからではない。ギターに飽きたからではない。
ただ今習っているバッハの曲を、今までと同じように集中して覚えようと言う気持ちが起こらない。ギターを習い始めたきっかけは、好きな“ギター曲”を弾いてみたいと思ったからだが…、ここに来て、私が“ギター”という楽器そのものが好きかどうかと問われると…、そうではないかも知れないと気が付いた。

しばらく休んでみようかしら…。違った思いが湧いてくるまで、好きな曲だけ弾いていようかしら…。
先生との会話も楽しみにしていたはずなのだが、もしかしたら先生とも距離を置こうとしているのかしら…。

次の波がやってくるまで時間をおこうと思った。

12月は休むことに、今…決めた。
November 26, 2012 20:28:59

先生

カテゴリー: 日記
昨日は、水泳教室の先生のライブに行った。

ロックのライブと言えば高校生の時以来である。当時は、ジャズロックと言うジャンルだったが“シカゴ”の日本ファーストコンサートにも行ったし…“グランドファンクレイルロード”の今は無き大阪球場でのライブに行って、エレキギターのファウリングにしびれた時期もあったけれど、その後アコ―スティックのジャズが好きになり、50才を越えてからクラッシクに興味を持つようになった。

久しぶりの電気楽器の大音量に接して、若かりし頃の熱い思いが蘇りかけたが、音量だけが情け容赦なく向かってくるだけで…結局先生の歌っている歌詞は全く聞き取れなかった。ロックのライブとは、こんなもので歌の内容はどうでも良かったのかな?

気が付いたことがある。先生のステージ上のパワフルなパフォーマンスは、プールサイドで水中エアロを指導している動きに酷似していた。また、今回のライブには4人の女性バックダンサーが登場したが、彼女たちの動きもスポーツクラブのインストラクター風なのだ。
私の水泳教室の先生はライブをこなすための体力と体のキレを維持するために、スポーツクラブで働いているのに違いない。おまけにバックダンサーまで調達している。

アンコールの後で見送りに出てきた先生に“水泳教室の先生には見えなくなりました。”と、言ったが…これはお愛想でも冗談でもない。
彼女は、生活が全てロックしているに違いない。

ライブの会場の入口に、撮影禁止と貼り紙してあったが、みんなが撮影していたので、私も日記用に1枚撮ってみた。
アカンタレの私は控えめな写真しか撮れなかった。ご一笑あれ!
November 27, 2012 15:07:20

述懐

カテゴリー: 日記
私は他人から“なにをやっているか分からない。”と、よく言われる。

これは“会社勤めをしているようには見えない…。”と、言うことだと理解しているが、その意味だと…その通りだと思う。私の人生のほとんどは組織の駒ではなかった。それでも学校卒業したての頃は、大阪株式一部上場指定銘柄の会社に勤めたことがあったから、少しは他人の釜の飯も食べたことはあった。そしてそれは社会人としての常識を身に付けるためには十分な時間だったように思う。
ファインプレーができても、チームプレーの苦手な私が、若くして組織を率いる立場になったことは、あらゆる意味で誤算である。ヘッドに必要なものを吸収する時間が大きく不足していた。社会人としての資質と経営者として必要なそれは、あきらかに異なるから…。
その頃他人からよく言われた“あなたには計算のできる右腕が必要だ。”と…。今から思えば、当然トップとして必要なものが欠けている…と諦め、嘆き、馬鹿にされていたのだろう。

私は、ビジネスでパートナーとなる人間にも巡り合えなかった。巡り合えないと言うのも私の資質なのだと今は納得している。そんな私は社員を育てることも、当然できる訳がなかった。
この記憶を残したまま生まれ変わることができたなら、もう一度経営者を目指すだろうか…?いや、止めておこう。
この度の私のこの世での気付きは、自分が人の上に立たないほうが良いという教訓をもつことだと心得よう。

生まれ変わったら、個人プレー、ファインプレーのできる変人の道を歩んでみたい。
そうすれば、自分の子供から“親父が何屋か分からない!”と、言われなくて済むだろう。

そう…私の人生は中途半端だった。まだ少し残っているけど…、もう少し頑張ってみようか…。
November 28, 2012 17:48:43

風邪

カテゴリー: 日記
本日、体調が悪いです。

ここしばらく、咳のきつい人といっしょにいる時間長かったからか、同じ症状が出始めた。

彼女が、昨晩病院に行くと血圧が異常に高かったので、医者からきつく脅され、咳関連以外のレントゲンも含む再検査をすることになったとメールが入った。たいそうなことにならないように祈っておきたい。

私は、薬で血圧をコントロールしている。今朝も安定しているし咳以外の症状はないから、油断して風邪ひいたくらいに思っているのだが…、早く治したいものだ。取敢えず今日のスィミングスクールはキャンセルした。

思考力がいつもよりも低下しているので、今から寝ます。
おやすみなさい。
November 29, 2012 15:05:41

低下

カテゴリー: 日記
今日も体調悪し…。

昨日初めてスィミングのレッスンを休み、今日は英会話のレッスンもキャンセルした。ここしばらくギターのレッスンも休んでいるから、私の習い事は全て停止状態に入った。
新しいことをしたくない…とか、気が乗らない…とか、風邪で集中できない…とか理由はいくつかあるが、今月末から何事に対しても意欲が低下している。これは体が休息を欲しているのに違いない。次の飛躍のために溜めが必要なのだろう…と、自分に言い聞かせる。

やりたくない時は、じっとしていよう。
来年から、忙しくなるのだから…、今のうちにゆっくり休んでおこう。

他人に不快感を与えないように、今日からマスク着用だ。
この文章を読んで、あなたに意欲低下がうつらないことを祈る。

うつるわけ、ないよね…。
November 30, 2012 11:59:24

鞭打

カテゴリー: 日記
体調はいまだにすっきりしない。昨日は一度もギターを弾かなかった。旅行に出た日を除いてまる一日ギターを触らない日なんてこの数年なかった。それだけ寝て…ひたすら寝て…早く治したいという気持ちが強い。夜早めに家に帰り、食事の後はベッドに入って朝まで動かない。何度か夜中に目を覚ましごそごそするが、基本はひたすら寝ることに徹する。

汚い話だが、昨晩から痰が出始めた。私の病気の回復兆候である。

いつもより早めに会社に出社した。咳は止まらないが、昨日よりだいぶと楽で…、前向きなこと、創造的なことを手掛ける気分が湧いてきている。午前中に、ここしばらく…はかどらなかった年内に描き上げなければならない邸宅レストランの資料整理も順調に終えた。

全快までには、もうしばらくかかりそうだが、もう心配いらない。
さぁーやるぞ!
と、咳き込みながら、自分に鞭打つ。
December 01, 2012 16:55:40

洒落

カテゴリー: 日記
全快とは言えないが体調もほぼ回復した。
毎日やっていたストレッチや体幹トレーニングやら…その他諸々のことをこの3日間全て休止していたが、明日から徐々にもとにもどしていこうと思う。

今日の午後、マダムの店でコーヒーを飲んでいると、いつものようにニコニコ顔で例の謎の京都人が現れた。
しかし、マダムの顔を見るなり“心のなかは、どしゃ降りですわ…。”と、表情を崩さすに呟いた。本命の彼女にふられたようにも思ったが、敢えて聞くわけにもいかず“今日のジャケットの色はいい色ですね!”と、話題を変えてみた。“あっ…そうですか…いい色ですか…。”続けて“シャツの色もいい色ですね。ジャケットの色と良く合っている。”と、褒めちぎったら“こ、これですね。私のお薦めの伊勢丹のシャツコーナーのカッターシャツです。”と同じ笑顔で返してきた。
彼は急に立ち上がって“ちょっと、外で靴を拭いてきます。雨が、ちょこっと降り始めたので…。”戻ってきた彼に“濡れたらすぐに拭かないといけない靴は、私はあまり持っていないもので…。おしゃれですね…。”と、言ってみた。すると“心は、ずぶ濡れなんですがね…。”と、言った。

マダムの店に来る前に、彼に何があったか分からないが、今日は彼の事がよく分かった。彼は、おしゃれである。そして、苦しいことがあっても笑っている。(笑っているように見える。)
“あなたは周囲に幸せをまき散らすおしゃれさんですね。”…と、思ったことを彼に言ってみたら、“幸せまき散らして、自分にはやって来ないのです。”と、笑いながら言った。

謎の京都人は、素敵なやつだ。
December 02, 2012 11:56:26

記憶

カテゴリー: 日記
記憶というものは、曖昧なもので昨日食べたものも思い出せないことがあるし、3日前とか1週間前とかになると、なにか特別の日だったとか、サバーンのように記憶力の優れた人でない限り蘇らない。
おそらく人の記憶も、パソコンのデータのように一度五感や直感で感じたことなど記録された全ては、頭のなかのどこかに蓄積せれているのだろうが、データを引き出す能力が人によって異なる。機械でいうところの“性能”だ。

人の性能には、生まれ持って兼ね備えているものと、経験・学習によって開発されるものがある。ひと昔前の機械には学習機能がなかったから、製品として完成した時の能力が最高でその後経年劣化を待つしかなかった。しかし、パソコンが登場してからは、機械がデータの蓄積を始め、最先端の機械は自分で学習するようにプログラムされ始めた。今までは機械が人に追いつくことを目指したが、数年前から人が機械の整理能力や引出能力に依存する時代がきたように思う。

性能の良い人間とは、記憶する能力より記憶を引き出す能力が高い人だと言って良いだろう。
性能の悪い私には学習が必要だ。私なりに…、毎日記憶を引き出す訓練をしている。食べたものを翌日以降に思い出して書き留めていることや、なにより毎日ここに、なにがしら思いついたことを書き綴っていることだ。
記憶の掲示板に、自分が思いついたことを押しピンでとめているような感じなのだ。自分の全ての記憶をすべて引き出すことは不可能だと認識が出来ている。しかし、感じたこと思いついたことを毎日1枚〃〃掲示しておくことは、私の日常会話の話題の幅を広げ、感受性を高め、自分を戒めるために大きな役割を果たしているに違いない。

これが、私が毎日書き続ける理由の一つである。

今朝会社に来る途中、例の山道から紀伊半島がきれいに見えた。いつものように車を置いて、高台に上ってみた。例によって空気の澄んだ大阪湾が見渡せた。
私の町は、美しい。
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