大学3年のときに、キャンパスが移転し、ぼくは友達とルームシェアで空港の近くのアパートを借りました。
そのアパートの周りは、あまり他の建物もなく、着陸してくる飛行機が窓一杯に通り過ぎるので、初めて訪れた友人などを少なからず驚かせました。
学生時代の友達は一生モノだとよく言われますが、
それだけではなく、自分の価値観のほとんどは、あの『眩しい4年間』に出来上がった・・そんな気がします。。
当時の仲間は、勿論今もぼくにとって大切な存在ですが、
そのときのルームメイトだった友達だけは、残念ながら音信不通になってしまいました。
ただ、いつか再会することができたとしたら・・
「あのころと何も変わってないな」と、呆れられるんだろうなって思います。

当時、ぼくの部屋の壁に貼ってあった標識が、今もキッチンのタオル掛けの横にあります。
おそらく・・この先いくら走っても、このカンガルー地帯を抜けられそうにありません。 |