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『アンパンを6個用意するんだ。 5個はつぶあんで1個はこしあん、そいつを順序バラバラにして一個ずつ食っていく。』 『で?』 『こしあんに当たったらBANG』 『それはもしや・・・?』 『そう、コシアン・ルーレット。』 『腹がふくれてしばらくアンパンは見たくなくなるな。』 『どの道6個食うことになるからな。しかし安全なロシアン・ルーレットだとは思わないか?銃弾1個よりも安くつくぜ。』 『思いたくは無いが認めざるは得んだろうな・・・。』 ・・・今日は何かと蹴躓く日らしい。 『明日と言う日は今日を頑張った人間の下にだけ来る。』 その言葉を念頭に、昨日から今朝にかけて、自分のウチのクルマ用に2台分の車検の予約を入れておいたんだ。 しかし、朝から小雨がパラパラ。 そんな中、車検に出ようとヘッドライトの光軸調整をしたら、何故かスイッチを押し間違えて、上向きの光軸を一生懸命すれ違い灯の高さで測り、1時間以上のロス。(←コレは単にマヌケな自分が悪い(--;。) さらに探せども探せども納税証明書が見つからない。 仕方ないから町役場に行って再発行。 玉津の軽自動車の車検場についたらば、検査待ちの車が車検場の外まで列を成して並んでる。 『この時期にありえんだろ・・・?』 ともかく順番が来るの書類を済ませてをじっと待つ。 その間に『サイドスリップのテスターをかけるの忘れてた・・・。』ことを思い出す、が、もう並んでしまってるので後戻りできない。 『まぁ、大丈夫だろう。』 順番がようやく回ってくる。 レーンに入るといきなりサイドスリップでXが出る。 続いて前ブレーキもXっ!! 入り方が悪かったらしい。 『サイドスリップ、INに9.4ミリアウトな。』 前ブレーキはその場で再検査。(サイドスリップテスターまでは下がらせてくれなかった。) 後ろの人もしぶしぶ後退。 ライトその他はどうにか○が出た。 検査場から外に出て持参した工具使って必死にサイドスリップを調整する。 その時ポケットの中からメールの着信音。 『昨日親父が亡くなりました。』 友人からのメールだった。・・・軽くパニック。 ・・・香料、そう、香典包まなきゃ、いや、確か友人はキリシタン・・・???? あ、後で考えよう、「家族葬」って書いてあるし。 硬い調整ネジを両側で2ミリ弱絞り、再び検査待ちの列に並ぶ。 ・・・今度Xなら一旦帰って再調整だな、再検料は払えんし、監査は恐い・・・。 ビクビクしながら再びレーンに乗せる。 OUTに2ミリ、誤差の範囲内で○が出た。 とどめの一絞りが余計だったらしい(^^;。 『ともかく帰って今度は普通車、姫路だ。』 昼になっていた。大急ぎで帰った。 そして昼飯食って姫路に向かう。 燃料がかなり心もとない。 バイパスで東加古川を過ぎたあたりで渋滞に巻き込まれる。 『原因不明・・・?』 故障車だった。 心もとない燃料に更に追い討ちがかかる。 『さて、どーすっかな・・・?』 渋滞を抜けてひたすら西へ、姫路陸運支局到着。 燃料残量極少、されど車検は可能。 書類を済ませに支局内へ。 ・・・あ、なんか予約受付に見慣れないカワイイねーちゃんが座ってる。 (↑実にドーデもいい事だが、知らない人に挨拶されると人見知りのため数秒間固まる。ここでもタイムロス(--;。) 車検場のレーンへ。 なんかトライやるウィークの中学生らしき子供達が車検場内をうろついててそれに検査官が説明してる。 そのためかいつもよりちょっと検査時間がかかる。 しかし、どーにか今度はストレートで通せた。 頑張った自分ご褒美に自販機で午後の紅茶エスプレッソティーを買って勝利の一服。 書類も買った、トイレも済ませた。 あとは帰るだけ、この残り少ない燃料で。 で、 帰ってきた。 燃料はスッカラカンになり、『燃料不足の赤ランプ』が赤々と点灯してる・・・。 しかし、どーにか今日の用事を今日中に済ますことが出来た。 こんなボクに『明日』と言う日は来るのでしょうか・・・? |
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