『さあ/\心鎮めてしっかりと聞き取ってくれ。だん/\これまでいかなる事情、いかなる理も聞き取れ。又々の理も聞き取り、事情の理をしっかりと聞き取って日を経ち来たる処、事情の理をしっかり聞き取って、心にしっかり安心の理を治めてくれるよう。又々の理が分かり、身上の処心得ん。何とも無くして一つの道という。一時深き事情という。内々の事情は十分、又々暮らす事情も十分、代々一つの理をよう聞き分けてくれ。いんねんというは、どういうものと思うやろ。成るもいんねん、成らんもいんねんと言えば、どうでもよいというは、世界の理なれど、一時聞き分けて、これまでの処、又かいなあという道も通り、一時なあという道も通り、いんねんにもいかなるいんねんもある。一軒の内にも、十分というもいんねん、不自由が有るか無いか。不自由無き処に、身に不自由というはいんねん。心に不足思わずして、世上の処も聞き分け、内々たんのうの理を治め。身上速やかなれば、いんねんの事情も分かるやろう。内々にたんのうの理治まれば身上速やか。身上案ぜる事は要らん。』(M23.06.03) |
『さあ/\いかなる事情を尋ね返えす。日々の処長らえての処、世界は鮮やかな理を伝えてある。これより一ついんねんという事情を一寸諭してある。難しい事せいとは言わんというは諭しの台、又しなと言うても心の理を運ぶなら十分受け取る。成らん事情を勤めよう、運ぶと言うても成らん事は出来ようまい。心だけの事をして居れば、心の内陽気なものや。一日の日は生涯の理と取って、心に運ぶだけは生涯の受け取り、心だけの事情が十分という。これからどういうふうにしよう、こういうふうにしようと言うても、どうせいこうせい言わんが諭しの台。心だけの理を十分運ぶなら、生涯の理に受け取る。』(M23.06.02) |
『さあ/\身上の処、右左は無いで。一寸の理は諭してある。左善、右悪という理を諭してある。どちらも身の内、難しい身上にも、軽き事情もある。軽き中にも難しい理がある。身の内の処、不足があればいろ/\に思うやろ。思うも理である。身上案ぜる事は要らん。世上へ一つの理が治まってあれば十分という。』(M23.06.03) |
『さあ/\よう聞いて置け。何にもどうも思う事は要らん。皆思うようにするで。身上に不足があっても案じる事は要らん。何程どうしようと思うても成らんが理や。これだけ諭して置く。又々だん/\に話するからしっかり筆に留めて置くよう。又又話掛ける。 』(M23.06.02) |
『さあ/\/\/\日々身に迫る処/\/\、言うに言われん、語るに語られん事情という。どんな事情という。日々に身に障るから尋ねる。尋ね出るから一つの理を諭そう。日々出て来る善き処の事情ばっかり。遠く事情早く事情、どういう事であろう。眺め/\眺められ/\暮らした道、内々事情一つも分からん、どうも分からん。分からんから身上に知らしが掛かる。身上ばかり、身上に不足が付きゃ皆障りや。皆難しい。一つの事情を語らにゃならん。前々はもうあんな事、年限は余程の処、我も/\と言うて違う/\大違い。知らぬ道ばかり運んだる。どうも思うように成らん。一夜泊まりに一寸遊びに出した。一寸身上障る。どうも分からん。同じ刻限同じ事情を諭そ。道は難しいかろう。えいは/\ではどうもならん。こゝまでの処分からにゃ分からん道がある。結構な道は元々の理があるからの事。そこで一つ思やん諭さにゃならん。どんな事情も運んで出る。身上に不足あれば、身上に不足有って理が無くばどうもならん。言い難くい理も諭さにゃならん、聞かさにゃならん。尋ねるからは一つの事情を諭そう。成程の道よりなれど、間違うた事は一つも無いで。』(M23.06.02) |
『さあ/\心鎮めて、しっかりと聞き分けねばなるまい。古くの事情聞いて居るであろう、見て居るであろう。真実一つの理を以て、理を聞き分けて理を治めにゃならん。理を諭したら、心の理を治めたら、内々の処も治まる。心の理によって難しいなるのや。心の理によりて身不足になる。同んなじ理/\の事情日々の中、尽す中、勤める理見ても居る聞いても居るであろう。互い/\諭し合い、諭し合いをせにゃなろうまい、してくれねばなろうまい。難しいてならん。内々というは、一戸の内とはころりと違うで。内々一つの台とは、内々より世上、世上とは知って居るであろう。世上は世界、世界の台とは内々が治まれば世界治まる。内々の事情一つ治まれば一つの理、生涯の理を治めにゃなるまい。内々は一戸の事情と格段が違うである。内々からの事情、又親類は一戸の事情という。尽す事情あれば日々集める。世界の理という。尽す中にもだん/\見分けにゃならん。一戸の事情と世界の世情と諭し置こう。神より頼み置こう、くれ/\も頼み置こう。返えし/\諭しよう、忘れぬようしてくれねばならん。余儀無きの事情やあろうまい。中々の事情という、速やかという、日々の処治め難しようなものや。遠く運ぶ、尽す処の理を見れば、内々に真実の理を治めてくれるよう。』(M23.06.02) |
『さあ/\尋ねる事情、身上一条の理尋ねるから、一寸の理を諭そう。諭するには難しい諭はせん。勤め日々の勤め、他に見ては楽に見える。心に事情があればどうもならん。日々の勤め難しいと思えば、何ぼでも難しい。夜分と昼と振り替わればこれ勤められん。さあ/\仮名の理に諭そう。よう聞き分け。神の道は長いようで短かい。神の理はいつ/\まで。心の道は短かい。神の道から見れば短かい。難しいと思えば難しい。日々の事情勤める処、難しい事は一つも言わん。どうせにゃならん、こうせにゃならんとは言わん。言わん言えんの理を聞き分けてくれ。いつ/\までも長い事情、いつ/\の心の理という。日々に心の理積もる。日々事情には二つの理は言わん。どれだけの事も思うても、心に不足あれば勤めようと思うても勤められん。今日かと思えば明日、心の勤めは第一、心の勤めというは難しい。夜と昼と替われば勤める事出来ようまい。これだけ尽すこれだけ運ぶと思う心、計り難ない。夜昼心に替わればどうも勤める事出けん。たんのうの心の理を治めてくれねばならん。 』(M23.05.30) |
『さあ/\何か案じる事は要らん。何でも無き事情、案じる事情聞き分け。通りたるいんねんの事情、通りたる事情は分かる。こういう事見ぬ、聞かぬよう。案じる中案じる中理が増して来る。いかなる理案じんよう。』(M23.05.26) |
『さあ/\今一時尋ねる事情、身の処どういう事、こういう事であろう。何ぼでもならん。事情尋ねる。よく/\一つの理、一時一寸には遠く思うた事情、一日の日から成るいんねん/\、十分運んで了うた。何ぼでも/\ならん。一時事情大層長らえての事情、大層こうしたなれど、一度どうで運んで、どうせこうせ言えん。日も経つ、月も経つ。一時一つ立ち帰り、心にしっかりどちらなりと心に治めてやるがよい。めん/\こう堅くろしい事情出さぬよう。いんねんだけ通る。』(M23.05.26) |
『さあ/\いかなる事情、たゞ尋ねる処、どんな説も聞く。どのような話聞いても案じる事は要らん。皆分からんから皆言うのや。この事情をよく聞き分け。長らえての処分からん処よりだん/\通り来たる処、誠真実一つの理はどのように潰そうと思うても、どないにも出けるものやない。よう悟りて置け。真実誠天の理、天の理が潰れたというような事はない。何ぼ潰しに掛かりても潰れるものやない。一度下ろした理は真実の理、何にも案じる事は無いで。分からんから難しいのやで。分からん者程難しい者はない。もう程無う分けて見せるで。何にも心に掛ける事は要らん。どないに成る、皆々こちから成らんようにするのや。よう聞け。この事真実というものは、秘っそ/\に運ぶが真実や。何にも案じる事は無いで。』(M23.05.26) |