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ひかる
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| ある日、公園で偶然出会った猫とお友達になりました。 とっても好奇心が強く、人見知りをしないお友達でした。 おだてると木に登って得意気にドヤ顔をしたりするお友達でした。 私は毎日のように公園に行きお友達と楽しく遊んでいました。 ) ) お友達はいたずらっ子でした。 ”コラコラー  ヘルメットに顔を突っ込むなー！””コラー バイクのタイヤに乗っかってタイヤをポフポフ叩くなー！”) ) 今はもうお友達とは会えません。 ある雨降りの夜に会ったのが最後になりました。 何度も何度も何度も公園に行きましたがお友達に会うことはできませんでした。 お友達を失ってみて・・・私にとってのお友達の存在の大きさを知りました。 世の中のすべてのことの価値は失ってみて初めてわかるものなんですね。 |
| 猫のお友達と会えなくなった私は 何か心にぽっかりと穴があいてしまったような喪失感を感じていました。 もしかしたらお友達はどこかに引越ししたのかも・・・ 私は猫のお友達を探す旅に出ることにしました(笑) その旅の道中で私は色々な猫に出会うことになります。 ) 仮面猫) 仮面猫の兄妹猫仮面猫は３兄妹の捨て猫の１匹でした。 捨てられたためか人間に対して警戒心の塊のようだった仮面猫たちも 毎日のようにエサをやりにくる親切な人達のおかげで次第に人間になつく ようになっていました。 ほどなくして同じ場所に子猫２匹ともども捨てられたママ猫と仮面猫たちは ひとつの家族のような関係になりました。 ママ猫1匹+子猫5匹の家族です。 ) 猫の家族そのママ猫が猫のお友達に姿がそっくりだったこともあり 私は毎日のようにそこに通ってました。 ) 猫たちに占領された私のスクーター今にして思えば平和で幸せな日々でした。 しかし、そんな日々は長くは続かないものです。 ２匹減り、１匹減り、また２匹減り・・・最後は仮面猫だけになりました。 時は流れ・・・ あんなにちっちゃかった仮面猫もいつしか立派な母猫となり その仮面猫の子猫たちが立派に成長した姿を見るにつれ・・・ 時の流れのはやさを感じずにはいられません。 いまだかつて時の流れが駆け足になったことなど無いはずなのに・・・ |
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