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『「原因」と「結果」の法則』(ジェームズ・アレン) 2、3年前に書店で見かけて気になったが、その時は買わず、後でほしくなったが、書店でなかなか見つけることができず、最近になってやっと買った本だ。(取り寄せてもらうなり、アマゾンで買えばええやん、って言うようなもんだが、私の場合、まず書店で手にとって実際に読んでみてからでないと買わない。) 「ええなぁ」と思った本はすぐに買っとくべきですよね。たとえ、その時は「積んどく」になったとしても。 この本、なんと、カーネギーの「道は開ける」とか「人を動かす」なんかよりも昔に書かれた本で、カーネギーだけじゃなくって、ナポレオン・ヒルとかにも影響を与えたんだって。 今ある自己啓発書のほとんどがカーネギーのパクリ(もしくは、アレンジしたもの)っていってた人がいたけど、ってことは、この本って、自己啓発書の元祖の元祖ってことみたいですね。 今日、読んだ部分から・・・。 「あまりに善人すぎると、苦悩が絶えない」などと言う迷信を受け入れることは、自分自身を改善する努力を放棄したい人にとっては、好都合なことかもしれません。しかしながら、私たちは、自分自身の病的な思い、悪意に満ちた思い、不純な思いを、すべて撲滅し、心の中のあらゆるけがれを洗い流さないかぎり、「あまりに善人すぎると、苦悩が絶えない」などということを口にする権利すらてにできません。知りもしないことをどうして口にできるでしょう。 どんなに「善人」らしい人でも100%の「善人」なんて多分いませんよね。ましてや、私みたいな不純な、けがれの多い人間に苦悩がないはずがないんですよね。 苦悩の最大の、そして恐らく唯一の役割は、無益で不純なあらゆるものを浄化すること、あるいは焼き払うことです。完璧に清らかな人間には、苦悩はけっして訪れません。 でも、その苦悩は、「完璧に清らかな人間」に至るまでに避けられないプロセスなんでしょうね。 そして、きっとそこには一生かかってもたどり着けないんだろうと思う。 それは、決して、否定的な意味なんかじゃなくって、一生、(つまり、死が訪れるその日まで)成長し続けることができるんじゃないか、(いや、成長し続けたい)ってこと。 |
宇都出雅巳「速読勉強術」 和田秀樹「30歳からの10倍差がつく勉強法」 勉強関係の本を2冊読みました。 もう1冊買おうかなって思ったんだけどやめました。 その本も気が向けば買います。 「速読勉強術」は「早く読むから理解できる」「1回目よりも2回目のほうが早く読める」という2大原則に基づいてまとめられた「高速大量回転法」を紹介。 過去問を何回もまわす、とか、基本書を1冊に絞って何回も読むととかっていうことはこの手の本にはよく書いてあるんだが、これはかなり徹底している。 基礎マスターの刑法が終わったら、上三法の基礎マスターテキストを読む際に使ってみたい。 「30歳からの10倍差がつく勉強法」は和田さんらしい内容だった。 モチベーションがあがった・・・かな。 |
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