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「こんにちわぁ」 「こんにちわ」 顔見知りの主婦と挨拶を交わしいつものように車に乗る 近所でも職場でも愛想に気を使ってるためか評判は悪くないように思う。 そんな自分も気に入っいてる。 ただ水曜だけは宿命。許されない十字架をこの銃に預けなければならない。あだなは手羽先 |
この高揚感 いつも戦場におもむくこの時間帯が愛しい。 客の熱き支配人の氷の視線 グラスの音 全ての感覚を感じると俺の指先は研ぎ澄まされる 何度も俺の指先が光るという話もきいた俺のあだなは手羽先 |
「戦場の一人」 世界が二つに割れた どちらにも理由があり どちらにも責任があった 「こんなとき嫁さんの話をしたら危ないよな」 「まず狙われるね」 その男はある部隊で普通に戦っていた 敵部隊の一人が油断からか飛びだしてきた 「まさにハンターチャンスだな」 その男と一つになった世界との戦いが今始まろうとしている |
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