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やっと出張(夏巡業ともいう)の 折り返し地点につきました。 ホテル暮らしも快適だけど、やはり 慣れたマイハウスが恋しいです。 今日は朝から出発して、四国入りです。 四国はまだまだ謎だらけ。 どんな事や、どんな人に出会えるかな? ワクワクしながら、行ってきまーす! |
晩。 コンビニで、食後に食べるアイスを物色 していた。 四国でも、どこに行ってもやる事は同じ。 アイスを置いてるボックスの、奥~のほうに 『爽~チョコミント味~』が1つあるのを 発見し、腕をぱつぱつに伸ばして頑張って おりました。(チビって言わないの!) その姿は、まるで妖怪アイスボックス(?) に食べられているかの様子だったに 違いない。 『大丈夫ですか?』と後ろから勇者の 声が。 私は妖怪の口からぬるりと抜け出し 『だいじょぶです!(きりっ)』と 振り返ると、顔が真っ赤なスーツ姿の 若いにーちゃん。 …でたな妖怪、酒に呑まれマン!っと 怯んだけども悪い人ではなさそーなので、 『ありがとう』と、今まで妖怪に半身を 喰われてたとは思えない、歯の見える笑顔で 立ち去ろう…としたら。 酔『何してるの?』 私『アイス選んでました』 酔『ふぅん。呑みに行こう?』 私『(それ以上飲んだら君は何色に なるのか興味深いが…)嫌や。帰る』 酔『どこのひと?』 私『…大阪』 と言いながらも片手に爽を握りしめ じりじりとレジににじり寄る私。 すると一緒にコンビニに来ていた仕事仲間 (180センチのおっさん)が、爽よりも 爽やかな笑顔で手を振りつつ近寄りながら 『にぃちゃん、この子な、わこう見えるけど アラフォーやで。やめときやめとき~。』 っと言った瞬間、真っ赤な顔の兄ちゃんが 『えっ?!』 レジにいたお姉さんとおじさんまで 声を揃えて 『えっ?!』『えっ?!』 …………静まりかえるコンビニ。 新しくお客様が入店し、 ![]() ファミファミマ~ ![]() 無言でレジにアイスを置き、 お会計をし、 店を出て、 後から出てきた仕事仲間(ヒゲおやじ)の オケツを思い切り蹴り飛ばしました。 『ちゃうやん!俺は助けたんやん! なんで蹴んのんな!』 という甲高いおっさんの笑い声が 四国に響くのでした。 くそぅっ! なんかわかんないけど、 まだ腹立つぅ!! |
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