あーっ どうしたらいい
いくら、砂の近くにノアを運んでも、トイレでしてくれない
砂を横目に、目の前で粗相をするぅ
ノアを保護したのが、8月26日の水曜日。
動物病院に連れて行き、ノアの健康状態のチェックをしないと
何しろ、ペットを飼うのは初めてで、まして、動物病院なんて行った事もない。
それに、どの病院がいいのかも分からないし・・・。
取りあえずネットで、家の近所の病院と口コミを見て、
連れて行くしかない。土日も診療している病院を見つけ、土曜に予約を入れた。
先生にノアの躾の仕方を教えて貰おう
それにしても・・・。私の精神が持つだろうか・・・今日も
待ちに待った土曜日
「先生、水曜日に拾った野良なんですが、生後どれぐらいですかね?」たった体重500gの小さなノア。
「まぁ。大体2週間ってとこやろ。ゴロがいいから8月8日生まれって事にしとくか?」
「それがいいですね」
ノアの誕生日が決まった。いとも簡単に
「基本的な検査だけにしますか?
オプションで猫白血病と猫エイズの検査もありますが」
「どうせなら、全部見てやってください」
「じゃぁ。血液を採取します。」
分かってはいるものの、まだ、生後2週間の、たった体重500gのノアに注射針を刺すそっそんな
「せっ先生ノアが痛い思いをするこんな小さいのにあーっ見られへんわぁ先生、他に方法ないのぉ」
と、私が、半泣きになって騒いでる間に、先生は、クールにノアに針を刺していた。半泣きで凍りついたような私と裏腹にノアは静かに血を抜かれていた。
えっノアアンタなんで
暴れない鳴かない
「ノアアンタ鳴けへんかったん
何て、強いんや偉かったなぁ」
とノアに向かって一生懸命喋っていると先生が「ワシの腕がいい。って言うて欲しかったな」と拗ねていた。
「ははっところで先生。ノアが一向にトイレを覚えないんですけど、どうしたらいいんでしょう」
「まだ、小さいからしゃぁないわ。そのうち覚える」
「えーっまだ、この状態が続くの」
「そやけど、怒ったり叩いたりしたらあかんで」
「あーっ。やっぱり人間の子供みたいに暴力はあかんって事ですよね」
「ちがうねん。そんな事しても無駄やから。ネコは分かれへんねん」えっそっち・・・って事は・・
当分、粗相が続くって事
姉妹さん達ネコは、勝手にトイレ覚えるって言うてたやん
つづく
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