第3回 「プロフィール欄を工夫しよう」

ワクワクしながらサイトに登録したあと男性は「どの女性にメールを出そうかな?」「返事が来るといいなあ」なんてことばかりに気を取られるものです。でも、ちょっと待って。オンラインで真剣な出会いを求めるなら、その前に気合を入れて取り組んで欲しいことがあります。それは、「自分のプロフィール欄をキチンと書く」といった作業です。
「プロフィールとかじゃなくて、僕の中身を好きになって欲しいんだけど…」という気持ちはわかります。でも、表情や会話から相手の魅力を知ることができるリアルな出会いとは違い、オンラインではプロフィール欄があなたの印象を決めるすべてなのです。
女性は男性にメールを出す前に、何度も相手のプロフィール欄を読み返します。そして、少しでも違和感を持てばメールを返すことはありません。逆に、好感を持てるプロフィール欄を書いておけば、女性からアプローチされる可能性も格段に増えるのです。ここで手を抜かないで、自分の存在を目いっぱいアピールしましょう。
では、具体的にはどんな書き方なら、女性に好印象を持ってもらえるのでしょう?
一番大切なのは、各項目をきちんと埋めるということです。プロフィール欄に「秘密」や「空白」が並んでいるようなアヤシ気な人と会いたい女性などいるはずがありません。
だからといって、ウソや誇張は厳禁。誠実に事実を書き込みましょう。とはいえ、なんの特徴もないことを書き込んでも、相手に関心を持ってもらうのは難しいといえます。
そこでポイントになるのが、自己PRや相手への希望を書き込むコメント欄の工夫。
コメント欄はほんの数行ですが、書いた人の人間性をハッキリと現します。
あなたが真剣な出会いを求めるなら、なれなれしい言葉や絵文字を乱発するのはやめた方がいいでしょう。また、「先月失恋したばかりなので早く彼女が欲しいです」、「一緒に旅行に行きましょう」など、すぐに交際や結婚を意識させるようなガツガツしたコメントにも要注意です。「仕事ばかりで退屈な毎日です」といったグチっぽい発言、「なんの取り柄もない僕ですが」などといった自分を卑下するような暗い内容も女性を敬遠させてしまいます。

大切なのは、明るくて重くない内容を書くこと。「一緒に美味しいものを食べに行きましょう」「映画を観るのが大好きです」といった趣味とからめた内容なら、女性に興味を持ってもらえる可能性は高くなります。ちなみに、趣味の欄には「ハム無線」とか「ガンダムグッズ集め」などといったマニアックなことは書かないほうが無難です。専門的すぎる趣味は、「気難しい人なのかも」「話が合わないのでは?」といったイメージを与えやすくなってしまうからです。グルメやアウトドア、スポーツなどの活動的な趣味を挙げると、女性は親しみやすさを感じるでしょう。
あなたが「acchan.com恋愛お見合い」の会員なら、日記サービスを使ってみるのもオススメ。日記はそれぞれの人格が出ますので、自分のキャラをアピールするgoodアイテムです。毎日でなくてもいいので前向きな言葉を書き込むようにすれば、好感度アップは間違いなし。女性会員も、「男性の日記を見て、メールを出すことは珍しくない」と言っています。積極的に活用するようにしてください。
ここまで読んで、「そんなの面倒くさいよ」と思った人もいるでしょう。でも、サイトに登録している男性は何万人もいるのです。あなたのお目当ての女性にも、たくさんの男性からメールが届いているはずです。その中から、あなたの存在に目をとめてもらいたいなら、小さな努力を惜しんではいけません。
あなたも早速、自分のプロフィール欄を見直してみませんか?そこからあなたの出会い運が大きく上昇すること間違いなしですヨ。
A子 |
「自分からメールするときはもちろんだけど、男性からアプローチされたときも、相手のプロフィール欄ってじっくり見るわよね」
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B子 |
「うん。何度も見直して、怪し気な人は排除するようにしてる。一番見るのは自己PRの欄。理屈っぽくダラダラ書いている人とか、出会いに飢えている感じの人は絶対イヤ」
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A子 |
「あと、『正直、外見にはこだわります』とか、『料理の上手な人』とか、女性に対して色々とリクエストをしている人も傲慢な感じがするわよね」
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B子 |
「そうそう。それで、『メール待ってます』なんて書いてあると、『あなたって何様?』って思っちゃう」
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A子 |
「大切なのは誠実さと謙虚さってことね。そうだ! 私も帰ったらコメント欄を見なおしてみようっと。そこからステキな出会いが生まれるといいなあ」
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1968年生まれ
旅行業、外資系企業を経てフリーランスライターに。
数々のイタイ恋愛経験を積み重ねた結果、どうしたら幸せな結婚が
出来るかを独自で研究し、「出会いのバイブル」を出版。
現在は、夫と娘の三人で楽しく暮らす日々。

1973年生まれ
農業専門誌記者を経てフリーランスライターに。
結婚相談所、お見合い、カップリングパーティー、
婚活サイトなど、様々な出会い産業を取材。
坐右の銘は「愛し愛されて生きるのさ」by小沢健二。