みなさんは結婚の4組に1組が再婚というデーターをご存じですか?
どちらかに子どもがいて再婚するケースをステップファミリーと言います。
英語で「継」=ステップが語源で、それ以上の意味はありません。
ステップファミリーは初婚の結婚と違って苦労が沢山あります。苦労が多いからこそ楽しみも多いのも事実です。私自身がステップファミリーを経験してそう感じています。
子どもがいるシングルマザーとの恋愛って考えたことがありますか?
「そんなの論外!」
「自分は初婚なんだからいきなり親になれるわけない」
「子育て経験もないのに無理」
という方、あなたは食わず嫌いです。食わず嫌いは損をしますよ!!
12月に開催された第一回「シングルママにラブレター出会いのパーティ」に参加された男性陣の感想をみるとわかるとおり、女性は離婚後に素敵に輝く人が多いのです。自分の選択を信じて、わが子を責任もって育てるパワーから自然に輝くのかな?って感じています。
前回参加者もお子さんを連れてなければシングルマザーには見えない容姿とスタイル、ファッションセンスの女性たちばかりで、私も負けてられないなと思ったりしました。(笑
お子さんのことが気になるのは当然です。いきなり親になれるわけがありません。それでいいのです。逆に「僕がいいお父さんになってあげるよ」と近づいてくる男性なんてうさん臭いし、好きにはなれません!!…というのがシングルマザー側の本音です。
最初は2人のパートナーシップを大切に1対1の恋愛と同じようにお付き合いをしていけばいいのです。お子さんがいてなかなか2人きりになれない時間に葛藤もありますが、だからこそ2人の時間を大切に過ごそうとしたり、沢山会話をしてじっくり相手を知りたいという思いが強いのが子連れ恋愛の醍醐味でもあります。
シングルマザー側も子連れ恋愛するにあたって、「最初から子どもの親を求めない」ことを心がけてください。
時間をかけて2人の関係を大切に築いてこそ、彼女の子どもを自然に可愛いと思えるのです。彼はあなたの子どもを心から受けいれられるのです。
ステップファミリーの中でもシングルマザーとつくるファミリーは難易度が低いと私は思います。なぜなら日本はまだまだ子育ての責任を母親に強いる国なので、外で働く男性に比べて育児にかかわる割合が圧倒的に多いのは母親だからです。実母と継父でつくるステップファミリーは、実母側が子育ての責任を負うので、男性側にはさほどストレスはないように感じます。
私はシングルファザーと再婚したので実母であり継母でもあります。継母の立場の辛さが継父以上なのを実感しています。それでもやってみると苦労があるからこその楽しみも大きいのがステップファミリーです。
あまり難しいことは考えずに、子連れ恋愛にチャレンジしてみましょう。
食わず嫌いは損をします。
その前に素敵なシングルマザーに選ばれることが難関かもしれませんね。(笑
まずは参加することからです!
ライター紹介
新川てるえ
作家・家庭問題カウンセラー
1964年 東京都葛飾区生まれ。千葉県柏市育ち。10代でアイドルグループのメンバーとして芸能界にデビュー。その後、2度の結婚離婚経験を生かし97年12月にインターネット上でシングルマザーのための情報サイト「母子家庭共和国」を主宰。
シングルマザーコメンテーター・家族問題カウンセラーとして雑誌、テレビなどに多数出演。2002年子どもの健全育成と家庭問題に悩んでいる女性の自立支援のためのNPO法人Winkを設立。著書「子連れ恋愛がハッピーエンドになる本」他多数。
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