1ヶ月ほどメール交換をしていたハンドルネーム・クレープさんと、デートの約束をとりつけました。待ち合わせ場所も決めたし、オシャレなレストランもチェック済みです。あとは、着ていく洋服を決めるだけ。さあ、あなたは来るべき日に向けて、どんな服装を選ぶでしょうか?
「うーん。どうしよう。いつものジーパンとフリースでいっか」なんて、思っているならそれはいけません。あなたがどんなに仕事ができる人でも、心のキレイな人でも、外側からはわからないのです。初対面の相手の印象は、7割が外見で決まるといいます。あなたがもし、近所のコンビニに行くような格好で出かけて、待ち合わせ場所に立っていたなら、クレープさんは柱の影でこっそりとあなたに「ごめんなさい。急用ができました」と、ケータイメールを打つことになるでしょう。
【好感を持ってもらう外見】
では、初対面の女性に好感を持ってもらう外見とは、どんなものなのでしょう?
基本は、
①清潔感がある、②カジュアルすぎない、③シンプルであることの3点です。特に清潔感は命です。歯が汚い(ヤニで汚れている)、鼻毛が出ている、爪が汚い、口臭、脂まみれのメガネなどは問題外。男性が「こんなもんでいいよね」と思ったレベルが、女性から見ると不合格ということはよくあります。デートの前には、普段の100倍の厳しさで、鏡の中の自分をチェックしましょう。服装も同様。しわしわのジャケット、首の汚れたシャツ、ボサボサの髪、汚れた靴なども、女性にはヘビー級のダメージを与えてしまいます。
でも、清潔ならOKかというと、そうでもありません。デートでは、避けたいアイテムが幾つか存在するからです。例えば、セカンドバック、リュック、柄セーター、ぴっちりジーンズ、運動靴、白い靴下などは、女性を遠ざけるNGグッズの代表格です。他に、サングラス、黒づくめの服、革のコートやズボン、細すぎる眉、アクセサリー、ポマードで固めた髪なども、マジメな出会いを求める女性には不評といえます。
「どうして? カッコいいじゃん」と思う人もいるかもしれません。でも、男性のカッコいいと女性のカッコいいは違うものです。自分に自信を持つことは大切ですが、女性の心理を少しでも考えてあげる気持ちを持つことがいいオトコの必須条件です。
それに、初デートに来るときの女性は「変な人だったらどうしよう」という不安を抱えているものです。初対面では個性やカッコよさをアピールするよりも、相手を安心させるような外見を心がけることが大切なのです。
【服装】
では、どんな服装がいいのでしょう? 例をあげて言うならば、
ジャケットにアイロンの利いた綿シャツと丈の合ったチノパンをはいて、よく磨かれた革靴があれば、それで十分。女性はその日のために何時間もかけて洋服を選び、メイクをして来てくれるのです。そんな彼女に恥をかかせないようなきちんとした格好であれば、問題はないといえます。
「でも、会社用の服と普段着しか持っていないんだよな~」というなら、この機会に、出会い活動用の服装を用意しましょう。別に、高価なものである必要はありません。GAPや無印良品やユニクロなどでも十分。センスに自信がなければ、店員さんに聞いたり、お店の前にディスプレイされているマネキンの上から下まで全部真似するというのも賢明な選択といえるでしょう。
女性は男性の思いもよらないようなところに目を光らせています。自信を持って彼女と出会うために、外見に少しだけ気を配ってみませんか? 小さな努力をいとわないあなたに、恋の神様はきっと微笑んでくれますよ。